テトリス効果4.

From : 田渕裕哉(2012/03/22 06:56:25)

おはようございます。今朝は快晴の千葉からです。

今日は東京で、ある企業の社員のフォローアップ研修をします。
テーマは「行動力を引き出す」ということで、1日研修です。
新しい会社ですので、非常に楽しみです!

今日は「プラスのテトリス効果」について考えます。

腦が常にポジティブな面をスキャンして、それに注目すると、
最も重要な3つのツール「幸福」「感謝」「楽観性」の恩恵を受けることができます。

あなたは、幸福な人と不幸な人と、どちらが成功しやすいと思いますか?

幸福な人のほうが、エネルギーも高そうで成功しやすいですよね。

多くの人は、苦労して頑張ると、その見返りとして「成功」すると考えると思います。

そして成功すると「幸福」な気持ちが来ると思い込んでいます。

しかし、そうではなく、逆で、幸福な気持ちが成功をもたらすのです。

これを「幸福優位性」と言います。

2つ目の有益なメカニズムは「感謝」です。

ポジティブな感情を持つ機会を多く見い出すほど、私たちは感謝の気持ちを覚えます。

心理学者のロバート・エモンズは「よい人生を送る上で、感謝ほど重要なものはない」
と述べています。

また、感謝を常に忘れない人たちは、より活発で、EQ(心の知能指数)が高く、
寛容で、抑うつ的になりにくく、不安や孤独も感じにくいということを、
他の数多くの研究が証明しています。

そういう人たちは、幸せだから感謝の気持ちを持つというのではありません。

感謝はよい気分を生じさせる要因なのです。

ある研究で、無作為に集めた協力者たちに、感謝の気持ちを持つような訓練を数週間行うと、
それをしなかったグループに比べ、幸福度が上がり、楽観的になり、人とのつながりを
感じられるようになり、睡眠の質が向上し、頭痛を感じることが少なくなったと言います。

「テトリス効果」を生じさせる3つ目のツールは「楽観性」です。

腦がポジティブな事柄を数多く拾い上げるほど、いいことが続くと思えるので、
ますます楽観的になります。

そして楽観性は、仕事の成果に顕著に結びつくことが分かっています。

ある研究によれば、楽観主義者は悲観主義者に比べて、
より多くの、そしてより困難な目標を立てます。

そして、その目標を達成するために多くの努力を注ぎ込み、困難に長時間立ち向かうので、
障害を比較的簡単に乗り越えるということが実証されています。

楽観主義者は、ストレスの大きい状況にもよりよく対処でき、
逆境にあっても精神的にまいってしまうことはありません。

これらの訓練によって身に付く能力、すなわち「幸福」「感謝」「楽観性」はどれも、
厳しい環境のもとで、高い業績を上げるために必要不可欠なものなのです。

田渕 裕哉

あなたの大切な人に、
このメッセージを転送してください。
多くの人が幸せになりますようにお祈りしています。

毎朝8時の無料配信を直接ご希望の方は、
お名前とメールアドレスを下記まで
お送りください。 ⇒ ask@dc-group.co.jp
どなたでも無料で登録できます。

また配信解除ご希望の方は、配信解除希望の返信メールをお願いします。
tabuchi@dc-group.co.jp または、ask@dc-group.co.jp まで。

ありがとうございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント