パートナーの重要性1.

From : 田渕裕哉(2012/05/28 06:58:50)

おはようございます。今朝は、いい天気の明石からです。

ホテルの部屋からお城が見えています。今日は1日企業研修です。
4月に開催した新入社員研修のフォロー研修です。
夜は神戸で仕事があり、神戸に泊まります。

あなたは予期しない難局や脅威に直面したら、まず何をしますか?

何がそれを切り抜ける唯一の道だと思いますか?

その唯一の道とは、周りの人たちとしっかり手をつなぐことです。

例えば仕事上の試練とストレスを切り抜けて成功するために不可欠なことは、
周囲の人々とのつながりを失わないことです。

しかし通常は、人は、そのようなとき、現実が見えなくなって
単独でそれに立ち向かおうとしてしまいます。面白い現象です。

総力を挙げて立ち向かう必要のある状況で、
彼らは、その能力を損なうような行動に出るのです。

互いに最も必要としているときに、何より貴重なリソースに背を向けてしまいます。

それは周囲のサポートというリソースです。

周りの人たちとのつながりが最も大事なときに、
人はどうしても自分の殻に閉じ込もってしまいがちです。

非常に困難なプロジェクトを任されたときには、
とても責務を全うできそうもないという不安に苛まれます。

こんな短期間にやり遂げられるだろうか?

もし間に合わなければどうなるのだろうか?

デッドラインが迫ってきてプレッシャーが増し始めると、
人はランチをデスクで食べるようになります。

遅くまで残業し、週末も出勤します。

関心は仕事だけに集中し、直属の部下と顔を合わせて話す時間を惜しみ、
廊下で仲間とすれ違っても雑談一つしません。

顧客からの電話も重要でなければすぐに切ってしまいます。

メールはぶっきらぼうで事務的になります。

仕事にすべての関心を注いでいるにもかかわらず、生産性は上がらず、
デッドラインは近づき、ゴールはどんどん遠くへ行ってしまいます。

ますます追い込まれ、携帯も切り、ドアをダブルロックして閉じこもることになります。

その結果、行き詰ってプロジェクトに失敗します。

すっかり惨めになり、打ちのめされて気力を失います。

行き止まりで方角を見失い、気が付けば一人ぼっちです。

成功している人たちは、これとは正反対のやり方をします。

内向きに引きこもるのではなく、周囲の人々との結びつきをさらに堅固なものにします。

人間関係を切り捨てるのではなく、そこに投資します。

そういう人たちは幸せであるだけでなく、仕事の能率も高く、没頭でき、
エネルギッシュ、失敗からの立ち直りも早いのです。

彼らは「幸せ」が成功をもたらすことを知っているので、
人間関係は、それを得るための最大の投資であることを理解しているのです。

鍵はパートナーなのです。

田渕 裕哉

※ 今週のテーマの参考文献:幸福優位7つの法則 シェーン・エイカー著 徳間書店

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