教える技術3.

From : 田渕裕哉(2013/02/27 07:52:47)

おはようございます。今朝は恵みの雨の千葉からです。

昨日は花粉症の薬をもらいに地元の耳鼻科に行きました。
たくさんの人が来ていました。今年は特に花粉が多いそうです。
私は、毎年、この薬で花粉症は治まります。

あなたは部下に仕事を教えるとき、その内容をあらかじめ整理していますか?

ひょっとしたら、その場で思いついたことを
そのまま口にしているのではないでしょうか?

当然ながら、あらかじめ内容を整理しておいたほうが、よりスムーズに
かつ効率よく教えられるであろうことは、疑問の余地がありません。

何のプランも筋書もなく、ただ頭に浮かんだ順に教えるという方法では、
仕事やプロジェクトの全体像が把握できませんし、必ず教えるべきことを教え
そびれてしまったり、同じことを何度も教えてしまったりと、とても非効率です。

そこで必要になるのが教える内容の整理になります。

まず最初に求められるのは、教える内容を「知識」と「技術」に
振り分けることです。

例えば、ボーリング初心者にボーリングを教える場合なら、
教えるべき「知識」にあたるのが、投球のマナー、ゲームの基本ルール、
ボールの選び方、ボールの回転と軌道の関係性、スコア表の記号の意味など。

一方の教えるべき「技術」は、ボールの持ち方、助走の仕方、投球フォーム、
ボールのコントロール法といったことになります。

スポーツと違ってビジネスの場合は「知識」と「技術」の線引きが
難しいものもありますが、知識は聞かれたら答えられること、
技術はやろうとすればできることというふうに考えればいいでしょう。

教える内容を「知識」と「技術」に分けることで、指導手順の決定や、
その人には、どこからどこまで教える必要があるか?の見極めが、
すっきりと体系的にできるようになります。

また、その指導があまりうまくいかなかったときも、
あらかじめ教える内容が「知識」と「技術」を分けられていると、
技術が未熟なのか?知識が不足しているのか?とチェックしていくことで
原因が見つけやすく、原因が見つかればそこを補強することで、
狙い通りの成果や成長が見込めるようになります。

田渕 裕哉

あなたの大切な人に、
このメッセージを転送してください。
多くの人が幸せになりますようにお祈りしています。

毎朝8時の無料配信を直接ご希望の方は、
お名前とメールアドレスを下記まで
お送りください。 ⇒ ask@dc-group.co.jp
どなたでも無料で登録できます。

また配信解除ご希望の方は、配信解除希望の返信メールをお願いします。
tabuchi@dc-group.co.jp または、ask@dc-group.co.jp まで。

ありがとうございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント