NLPを活用したコミュニケーション術1.
From : 田渕裕哉(2013/08/26 06:16:34)
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NLPとは心理学です。
私たちはコミュニケーションを行なうときに腦を働かせます。
コミュニケーションの言語は腦の中で作り出され、腦の中で理解されるからです。
ですので脳の働きを理解することは非常に大切です。
腦には、その人独自の体験や知識が入っていますので、
同じ言葉でも受け取り方に違いが生じます。
まずは、このことを理解する必要があります。
NLPでは、このことを「省略・歪曲(わいきょく)・一般化」と呼んでいます。
例えば、あなたは「故郷」という言葉を聞いて何を思い浮かべますか?
ある人は、実家の周りの風景、すなわち、大きくて雄大な川が流れていて、
四季折々に山が色づく牧歌的な風景を思い浮かべます。
しかし、ある人は「故郷」と言うと、ニューヨークの摩天楼を思い浮かべるのです。
同じ「故郷」でも、かたや牧歌的な風景で、かたやニューヨークの摩天楼です。
二人が持っていた「故郷」のイメージは全然違ったわけです。
つまり共通の言葉でもミスコミュニケーションが起こるのです。
これは日常に溢れています。
話し手の伝えたい内容と聞き手の理解に齟齬(そご)が
生じていることを前提として理解しておく必要があります。
もう少し詳しく説明すると「省略・歪曲・一般化」が起こっています。
例えば、故郷の良さを話すとき、それを3分で話すとしたら、
それは故郷で過ごした体験をたった3分に省略したことになります。
しかも、それはあなたというフィルターを通して歪曲されて私に伝わります。
これが省略と歪曲です。
それに一般化とは極端な思い込みです。
例えば、ジャパネット高田の商品は安いと思い込んでいれば、
もし、もっと安い商品があっても、気づかずに
「ジャパネット高田は安い」と一般化してしまうのです。
これがミスコミュニケーションが起こる原理です。
さて、それを防ぐには、どうしたらいいでしょうか?
考えてみてください。
答えは明日!
田渕 裕哉
※ 今週のテーマの参考文献「マンガでやさしくわかるNLPコミュニケーション」山崎啓支著
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