コミュニケーション１３のコツ４．
From ： 田渕裕哉（2015/09/28 06:00:00）
おはようございます。今朝はいい天気の台北からです。
素晴らしい台湾の３日間の滞在でした。今日、台北から成田に戻ります。
長い出張でしたが、とても刺激的な充実した日々でした。
長い出張から帰るときは、いつもこれから頑張ろう！という意欲がわきます。
コツ３．人は「自分がどう思われているか」を受け取り、反応する
コミュニケーションと言うと「何を言うか」「どう質問するか」という
「行動・スキル」が注目されることが多いのが現状です。
しかし、いくら正しいことを言っても反感を買うときもあれば、
間違ったことをしてしまったのに周りが支えて応援してくれることもあります。
「人は自分にしか関心が向かない」ので、逆に言えば、
自分に何を言われているかはよく分からなくても
「自分がどう思われているか」にはとても敏感なのです。
これはもはやコミュニケーションのスキル以前に、人としての問題です。
いくらスキルを学んでも人がついてこない人は、
その人が「周りの人を心の中でどう見ているか」
ということが原因であることが多くあります。
だから、経営者の悩みで「部下はやる気がないから、やる気をあげさせたい」とあると、
方法よりもまずは、その経営者が部下のことをどうみているか、が大事になります。
「人として素晴らしいが、自分の関わり方が下手だからやる気を
なくさせてしまっている。どうしたものか」という姿勢の経営者と
「仕事でやる気がないなんて、あいつは間違っている。おれの正しさを理解させたい」
という姿勢の経営者では、影響力の質が全く異なります。
だから、見つめるべきは「自分が相手のことをどう見ているか」という心の中なのです。
そして、それはあなたがコントロールできることです。
田渕 裕哉
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