From : 田渕裕哉(2012/06/20 07:00:48)
おはようございます。今朝は晴れていますが風が強い千葉からです。
台風は大丈夫でしょうか?無事であることを祈っています。
現状を変えたいけど、不安で動けないあなたへ。
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相手に伝わる伝え方のコツは、聞き手が何を聞きたいと思っているかを考えることです。
それが情報の重要度を区別する初めの一歩です。
例えば、展示会の参加報告などの場合は、多くの人が「聞きたい」内容は、ほぼ決まっています。
「業界全体の動向」「競合他社の動向」そして「参加者がどんな商品に注目していたか」
「どこに人が集まっていたか」などです。
つまり、これから聞き手にとって「重要度の高い情報」です。
それ以外は「重要度の低い情報」つまり「背景情報」です。
会場入口の写真などは、ほとんどの人にとって見る必要のないものです。
なくてもいいし、業界関係者なら誰でも知っているような
展示会自体の説明をわざわざする必要もありません。
3日間開催されていて、自分が2日目に参加したといったことも背景情報になります。
そのようにして、重要度の高い情報と低い情報を分けたら、
思い切って重要度の低い情報、つまり背景情報をカットします。
さらに「話の流れを整理」し、「重要度の高い部分を少し補足」します。
それだけで、あなたの説明は見違えるほど良くなります。
From : 田渕裕哉(2012/06/19 07:07:36)
おはようございます。今朝は涼しい千葉の朝からお届けします。
今日は千葉の柏市の豊四季で1日、企業研修です。
テーマは「チームビルディング」です。1日かけて、じっくり取り組みます。
ゲームやワークを通して、気づきを得ていただく研修で楽しみです!
話が長い人は、なぜ「説明が下手」なのでしょうか?
明快です。
話が長くなると「必要な情報」と「不必要な情報」がごちゃごちゃになるからです。
だから、何を言いたいのか相手に伝わらないのです。
ただ、ここにこそ「頭のいい説明」の鉄則があります。
つまり、説明というのは「不必要な情報」をカットするだけで
格段にスッキリし「頭のいい説明」になるのです。
では「不必要な情報」とは、いったい何でしょうか?
それは話し手でなく、「聞き手にとって重要度の低い情報」のことです。
聞き手にとって聞きやすい「話の流れ」を考えた際、後回しにされる情報を言います。
これを「背景情報」と言います。
そして、背景情報は後回し、できればカットしてください。
それだけで話は短く、分りやすくなります。
具体的に言うと、例えば、IT企業のマーケティング系部署で、
業界動向をチエックするために展示会に参加した人がいるとします。
翌日、その展示会の様子を簡単に上司に報告することになりました。
こんな場面で「話が長い人」は、次のように話します。
From : 田渕裕哉(2012/06/18 07:56:57)
おはようございます。今朝は最高の天気の千葉からです。
1週間の始まりですね。調子は如何ですか?
朝は5分だけでも時間を取って、瞑想と呼吸法で違いますよ。
モチベーションが高まり、やる気が、みなぎってきます。
「情報の量を増やせば増やすほど、分りやすくなる」説明が下手な人に限って、
そんなふうに考えてしまうようです。
ただ、ビジネスシーンでは多くの場合、情報の量を増やせば増やすほど、
混乱を招くだけなのです。
相手は説明を聞けば聞くほど、こちらが何を言いたいのか分らなくなります。
そればかりか、話の趣旨とは違ったところに興味を持って、話し手を見ながら頷きつつ、
頭の中では勝手な妄想を始めてしまったりします。
新聞やテレビなど、マスメディアの取材を受けることが多い
企業の経営者や広報担当者が受講するコミュニケーション・トレーニングがあります。
この研修は、一般的に「メディア・トレーニング」と言われています。
トレーニングでは、メッセージの伝達効率、つまり
「伝えたいメッセージを確実に伝える技術」を高めるための、さまざまなコツを学びます。
簡単に言えば、分りやすい表現、相手に誤解を与えない表現の
基本から応用までを細かく学ぶのです。
そして、この「メディア・トレーニング」で繰り返し強調されることがあります。
それは、「長く話さない」ということです。
From : 田渕裕哉(2012/06/17 05:50:29)
おはようございます。今朝は恵みの雨の千葉からお届けします。
最近、体調がスゴクいいです。夜12時に寝ても、朝4時には目が覚めます。
毎日、睡眠時間4時間ですが、不思議と疲労感はありません。
寝る直前は、エネルギーを使い切ったという1日の達成感と、
朝起きるときは、エネルギーが充電できて、よし、やるぞ!という気持ちになります。
信頼されるための句行動13.は「他者を信頼する」です。
最初にエマーソンの言葉をご紹介します。
「人を信じよう。そうすれば、その人もあなたに誠実な態度をとるだろう。
人に寛大であれ。そうすれば、その人も寛大に振る舞うだろう」
「他者を信頼する」という行動は、他の行動とは性質が異なります。
言うなれば、名詞の「信頼」から、動詞の「信頼する」へと移行するのです。
これまでの行動は、より信頼される人間やリーダーになるためのものでしたが、
この行動は、自分が他者をより信頼するリーダーになろうというものです。
相手の心に信頼を築くだけでなく、信頼を活用するのです。
つまり、人を信頼することで、相手にもこちらを信頼してもらうという
相互関係を生み出すのです。
また皮肉なことに、信頼関係が構築されていないとき、
信頼を築く最善の方法の一つが自分から相手を信頼することなのです。
相互信頼のないリーダーシップというのは言葉の矛盾なのです。
「他者を信頼する」という行動は、エンパワーメントや相互利益の原則に基づいています。
From : 田渕裕哉(2012/06/16 07:01:20)
おはようございます。今朝もさわやかな千葉からです。
週末は、どのようにお過ごしになりますか?
私は、今日、明日と教会の集会で終日を過ごします。
私にとっては、心が洗われるような日になります。
信頼されるための行動12.は「コミットメントし続ける」です。
この行動は、すべての行動の中でボス的存在です。
社員、上司、チームメンバー、顧客、仕入れ先、夫婦、子供、
その他どんな関係でも、これは信頼を築く最短ルートと言えます。
その逆の行動は約束を破ることであり、信頼を壊すのに、これ以上、
手っ取り早い方法はないでしょう。
この「コミットメントし続ける」という行動は、言うまでもなく、
約束をし、それを守るということです。
約束をすると希望を生み出し、約束を守れば信頼を築くのです。
但し、約束に背いた場合の影響を考えると、
約束をするときは慎重さが求められます。
実は「コミットメントし続ける最善の方法は約束をしないこと」なのですが、
このような態度は勇気と期待に欠け、今日のグローバル経済では
機能しないことは言うまでもありません。
これでは信頼をまったく得られないのです。
ゴールドマン・サックスCEOの言葉です。
「約束を守り、信用できる人という評判を獲得することが何を意味するか、
それを実証して見せるのがリーダーの務めである」
From : 田渕裕哉(2012/06/15 06:08:53)
おはようございます。今朝は、さわやかな天気の千葉からです。
娘が免許を取って、車に乗っているのですが、車庫入れのとき
車の後ろをぶつけてしまいました。今、修理に出しています。
修理代が、かなりかかるようで、娘もショックを受けています。
まあ、ぶつけて、運転も上手くなると思います。人でなくて良かった!
信頼されるための行動11.は「まずは耳を傾ける」です。
最初にヘンリー・フォードの言葉をご紹介します。
「成功の秘訣というものがあるとしたら、それは相手の立場を理解し、
自分の視点だけでなく相手の視点から物事を見ることができるかどうかです」
「まずは耳を傾ける」とは、相手の話を聞く
(=相手の考え、気持ち、経験、意見を心底理解しようと努める)
という行動さえすればよいのではなく、それを自分が最初に
(=相手を評価したり、相手に影響を与えたり、指図したりする前に)
やるということです。
「まずは耳を傾ける」の背後にある原則は、理解、尊敬、そして相互利益です。
この行動の逆は、まず自分が話し、その後で相手の話を聞く、
あるいはまったく聞かないというものです。
自分の言いたいことなど、お構えなしで、
しかも相手の準備が整う前から話し始めたりします。
自己中心的な行動であり、これでは信頼関係は築けません。
ノーム・オーガスチンというある会社の会長は次のように表現しています。
「あの人は、しゃべりすぎだ」という批判は誰もが耳にする。
だが「あの人は聞きすぎだ」という批判を聞いたことがあるだろうか。
From : 田渕裕哉(2012/06/14 07:24:37)
おはようございます。今朝は、いい天気の大阪からお届けします。
昨夜の日経新聞社主催のセミナーは楽しかったです!
今、新しいビジネスを始めて、非常にワクワクしています。
来週末には、そのビジネスの件でアメリカに行く予定です。
近いうちに、皆さまにもお話できると思います。お楽しみに!
信頼されるための行動10.は「結果に対する説明責任を果たす」です。
これは「信頼されるための行動9.」の「期待を明確にする」と
密接に関係しています。
期待が明確になっていると結果に対する説明責任の行使が
すっとスムーズに運ぶからです。
期待が曖昧なままでは、誰かに「結果に対する説明責任」を
果たさせることはできないのです。
この行動には2つの主要な側面があります。
1つは「自分自身が結果に対する説明責任を果たす」ことであり、
もう1つは「他者に結果に対する説明責任を果たさせる」ことです。
信頼を生み出すリーダーは、この両方を実行しています。
この行動を改善んするためには、次のような努力が必要になります。
まずは、自分の言葉と考えに耳を傾けるようにしましょう。
事がうまく運ばないで、他者を批判している自分に気づいたら、
ストツプをかけることです。
コリンズの「窓と鏡」を思い出し、窓を閉じて鏡に目を向けるには
どうしたらいいか、と冷静な気持ちで自問しましょう。
他者のせいにするのと自ら責任を取るのとで、
信頼の確立に与える影響にどんな違いがあるか、頭の中で比較しましょう。
From : 田渕裕哉(2012/06/13 06:58:26)
おはようございます。今朝は小雨の千葉からです。
今日は夜に大阪で、日経新聞社主催のセミナーの講師をします。
3回シリーズの3回目です。いつも満席になる人気セミナーです。
テーマは「提案書・企画書を効果的に魅せる極意」です。楽しみです!
信頼されるための行動9.は「期待を明確にする」です。
衝突というのは大概、期待に背いた結果です。
例えば、母が娘に「友だちと出かけるなら、あなたの部屋と
バスルームの掃除をしてからよ」と言ったとしましょう。
娘が、それをしないで出かけたら母親は怒ると思います。
期待に背いたからです。
しかし、ここに落とし穴があります。
娘は「私は掃除をした!」と言いました。
つまり、掃除でも、娘の基準と母の基準には差があったのです。
つまり娘は娘で、約束は守ったと思っていました。
このようなことは実はよくあります。
「期待を明確にする」は、何をなすべきか、前もって考えを統一することです。
これは、ともすれば軽視されがちな行動の一つです。
これは「予防の行動」です。
事前に期待を明確にしておくのです。
これを面倒がって怠ると、後で信頼に関する問題が発生し、
それが企業の場合、スピードとコストに影響を与えることになるのです。
職場や家庭におけるあなた自身の経験について少し考えてみてください。
期待を十分に理解していないために、
どれだけ時間と労力が浪費されているでしょうか?
From : 田渕裕哉(2012/06/12 07:48:05)
おはようございます。今朝は曇り空の千葉からです。午後は雨のようです。
今日は千葉県の柏市にて一日企業研修です。2回目です。
来週の火曜日は3回目を実施します。3回で全社員対象です。
ちょっと遅い梅雨入りですね。植物には恵みの季節です。
信頼されるための行動8.は「現実を直視する」です。
リーダーの第一の責務は、現実を見極めることです。
コリンズは著書「ビジョナリーカンパニー2飛躍の法則」の中で、
米国のストックデイル将軍の次の言葉を引用しています。
「どれほどの困難にぶつかっても、最後には、かならず勝つという確信を
失ってはなりません。そして同時にそれがどんなものであれ、
自分がおかれている現実の中で最も厳しい事実を直視しなければなりません」
「現実を直視する」とは、困難な問題でも真正面から取り組むことです。
良いことに限らず、悪いことも共有すること、
誰もが目をつむっている問題を敢えて持ち出すこと、タブーに切り込むこと、
触れにくい問題について話し合うことです。
こうしたことを適切に行なうと、短期間に信頼を築くことができます。
気取らず、信用できる人間であることが相手に伝わるのです。
難題を避けて通ることはしません。
人々の頭にあり、自分たちの生活に影響する難しい問題に真っ向から取り組むのです。
「現実を直視する」という行動は、勇気、責任、自覚、
そして敬意の原則に基づいています。
From : 田渕裕哉(2012/06/11 07:52:41)
おはようございます。今朝は、すがすがしい朝の千葉からです。
1週間のスタートですね。千葉にいるときは、毎朝、妻と散歩しています。
さわやかな朝の自然を感じます。田舎のいいところです。
娘が携帯で写真を撮っていました。我が家の周りは、本当に美しいです!
信頼されるための行動7.は「より上を目指す」です。
アルビン・トフラーの言葉をご紹介しましょう。
「21世紀における教養のない人間とは、読み書きのできない人ではありません。
学び、忘れ、再び学ぶことのできない人です」
私たちは今日、変化の激しい時代、世界に住んでいます。
技術革新、グローバル化、知識経済によってビジネスの難易度が高まり、
状況は以前より困難になってきています。
昔からあるスキルをそのまま、この厳しい新たな状況に適用しようとするのは、
かなり難しくなってきています。
自分の能力を大幅に向上させないと、困難な状況に立ち向かうことはできません。
競争が激しさを増している今日、それは火を見るより明らかです。
本当に信頼されるのは、どんな状況でも対応できる、
いつでも上を目指して挑戦しているリーダーです。
常に能力を磨いているリーダーは信頼されるのです。
「より上を目指す」という行為は、継続的改善、学習、
そして変革の原則に基づくものです。
この行動は「力量」が、そのまま強力な信頼関係構築手段になり得ます。
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