From : 田渕裕哉(2013/02/18 04:57:06)
おはようございます。1週間の始まりですね。
今日は札幌に行きます。13:30~15:30、19:00~21:00
の2回、札幌駅北口の東横イン(ホテル)の会議室にて、
「アンチエイジング・ビジネスセミナー」を開催します。
ぜひ、お時間の合う方は、お誘い合わせのうえ、ご参加ください。
お会いできれば嬉しいです。お待ちしています。
ビジネスには無数の失敗と一握りの成功があり、
そこに何らかの法則を見つけ出そうとするのが経営学です。
クレイトン・クリステンセン著の『イノベーションのジレンマ』は
「成功と失敗の新たな法則を見い出した本」として、
欧米や日本の経営者の間で高い評価を集めました。
「見事な成功をおさめてきた企業の有能な経営陣が、ひたすら利益と成長を求めるうちに、
最高の経営手法を使って、企業を失敗に導く場合がある」
これが、クリステンセン教授が見つけた「新たな法則」です。
最高の経営者が最善の努力をして、なぜ失敗するのか。
それは技術や市場に破壊的な変化が起きるからです。
一言で言えば「顧客が現在必要としていないイノベーション(破壊的イノベーション)」です。
優秀な企業経営者は顧客の声に耳を傾けますから、
顧客が望む製品やサービスを提供しようと努力します。
しかし、破壊的イノベーションは、やがて新たな市場を生み出し、
古い市場を駆逐してしまうのです。
From : 田渕裕哉(2013/02/17 06:35:39)
おはようございます。今朝は、まだまだ寒い千葉からです。
昨日の千葉は風がすごく強かったです。今朝は、おだやかですが。
今日は、一日、家族で教会に行きます。楽しいですよ。
1週間の反省と新たな1週間の計画を立てる日にしています。
頭が良くなる最後のステップは「抽象的に表現する」です。
そもそも抽象的という言葉に負のイメージを持っている人が
いるかもしれませんが、それは誤解です。
「話が抽象的で分りにくいな」という場合は、確かにネガティブな意味で
使われているわけですが「抽象的」というのは、余分なものを取り除いて
本質のみを取り出したという意味で使われるのです。
抽象的というのは英語でabstructと言いますが、
この語には「深遠な」という意味や、名詞で「要旨」という意味があるのです。
つまり、深い意味であり、また大事な部分を表しているわけです。
まさに本質ではありませんか?
ですので「抽象的」は、決して負のイメージを持つ語ではありません。
「抽象的」の反対語である「具体的」は、内容は分りやすいかもしれませんが、
その分、本質がぼやけてしまうのです。
具体例をいっぱい並べられても、結局何がポイントなのかが
分からないということがありますね。
そんなとき、ズバリ一言で抽象的に表現してもらえると助かるものです。
From : 田渕裕哉(2013/02/16 07:27:58)
おはようございます。今朝はいい天気の千葉からです。
妻と散歩していると梅の花が、まさに今、咲きそうです。
まだまだ寒いですが、確実に春の足音が聴こえてきますね。
今日は、一日、教会で過ごします。楽しみです!
論理的に話せない人というのは何が問題なのでしょうか?
それは一言でいうならば、頭の中が整理できていない点です。
とりわけ情報が増えてくると、それをどうまとめていいのか分からず、
とりとめもなく情報を羅列してしまう人がいます。
そんな人は『で、結局何が言いたいの?』などと言われてしまうのです。
そこで頭が良くなる第6のステップは
「論理的に話す、つまりそのために論理的に物事をまとめる方法を知ること」です。
これまで散々膨らませてきたものを、ようやくまとめにかかる段階です。
言葉の意味の再構成の始まりといってもいいでしょう。
哲学では一番大事なプロセスです。
具体的にはグループに分けて、ラベルを付けて整理するというプロセスが求められます。
それでは「幸福とは何か」を作業してみましょう。
幸福の場合、類似語は、心の充足、満足、安心、豊かさ、平穏、平和です。
そして関連語は、生活、時間、愛情、希望、経済、お金、
偶然(英語のhappinessでいうHapは偶然を意味する)です。
「反対語」は、不幸、貧困、不便などが挙げられます。
From : 田渕裕哉(2013/02/15 07:14:42)
おはようございます。今朝は東京のホテルからお届けしています。
昨夜は、さすがに疲れましたが、一晩寝て、すっきり元気になりました。
今日も、一日、東京で企業研修があります。
金曜日ですので、良い週末に向けて、最高の一日にしたいですね。
頭をほぐした後に、頭を良くする第5のステップは、対象となっている言葉を
他のいろいろな言葉に関連させて、意味を膨らませていくことです。
言葉の意味を豊かにしていく作業だとイメージしてください。
最初に類似語を探してみてください。
例えば類似語を知るために辞書を引いて調べることは最高の方法です。
「哲学」という語を辞書で引いてみると、哲学の本来の意味である
「世界・人生などの根本原理を追求する学問」という説明のほかに
「各人の経験に基づく人生観や世界観」といったものや
「物事を統一的に把握する理念」といった説明が記されています。
つまり、物事の本質を探究するという意味のほかに、人生観や世界観、
物事を統一的に把握する理念というものも類似語として挙げられるわけです。
さらに、語源に着目するという方法もあります。
語源が同じなら、類似語といっていい場合が多いからです。
これも辞書等を調べればいいわけですが、例えばHotel(ホテル)と
Hospital(病院)が同じラテン語のHospes(もてなす人)に由来する
ということを知っていると、意外につながりが発見できると思いませんか?
From : 田渕裕哉(2013/02/14 06:53:22)
おはようございます。今朝は伊丹空港のそばのホテルからです。
今日はバレンタイン・ディーですね!
私は今日も一日、豊中市役所で研修があります。
そして夜は東京に移動します。明日も企業研修です。
頑張ります!
目の前にリンゴがあるとしましょう。
いまからそのリンゴの本質を考えることにします。
まず、あなたなら何をしますか?
見つめる?リンゴ、リンゴとつぶやいてみる?
でも、いくらリンゴを見つめていても、リンゴとつぶやいてみても、
それだけでは本質は浮かび上がってきません。
本質をつかむためには、まずリンゴをいろいろな角度から見る必要があります。
これが第4のステップ「頭をほぐす」です。
物事の本質をつかむためには、複数の側面から対象を眺めることが大前提です。
頭が良い人は皆それが得意です。
いろいろなものの見方ができる人なのです。
まずは100通りの見方で頭をほぐしてみてください。
頭をほぐすことによってはじめて、
リンゴをもっといろいろな角度から見ることができるようになるのです。
それは単に自分が動くというレベルの話ではなく、
例えば頭の中でそのリンゴを割ってみて中身を見るとか、
違う色にしてみるとかいうことも入ってきます。
そう、頭の中でリンゴを様々な状態に置いてみるのです。
もちろん実際にやってみてもいいです。
From : 田渕裕哉(2013/02/13 06:25:26)
おはようございます。今朝は大阪からお届けします。
今日は一日、企業研修です。幹部の方々の研修です。
夜は「アンチエイジング・ビジネス」セミナーを開催します。
19:00~21:00です。参加無料です。
場所の詳細をご希望の方は、tabuchi@dc-group.co.jp まで。
頭のいい人は種類ごとに階層的グループに分けるということを頭の中でしています。
ステップ3は、この思考の論理パターンを持つことです。
カテゴリー別に分けるとも言います。
通常カテゴリーは「範疇(はんちゅう)」と訳され、
物事を分類する基準という意味で用いられます。
頭がよい人は頭の中がきれいに整理されているものです。
頭の中に入ってくる情報を瞬時に種類に分け、階層化していくことができる人なのです。
そして、そこから本質的な内容を選びとっていくわけです。
しかし、このカテゴリーに分けるということをするためには、
頭の中に自分なりのモノサシを設定するという発想を持たなければなりません。
例えば、種類と性質という2つのモノサシを設定してみましょう。
この場合の言葉は抽象度の高い語句となります。
種類も性質の具体的ではなく、抽象的な語句であることに注目してください。
そして、その各々の下に、サブカテゴリーをぶらさげて階層化を増やしていきます。
ちなみに最初の階層化を第一階層と言い、次を第二階層、そして第三階層と続きます。
From : 田渕裕哉(2013/02/12 07:03:58)
おはようございます。今朝は名古屋からお届けしています。
昨日のレインボー・セミナーは楽しかったです!
今日は、名古屋で13:30~15:30にセミナーがあります。
「アンチエイジング・ビジネス」がテーマです。
参加無料ですので、ご興味のある方は、メールをいただければ詳細を送ります。
こちら ⇒ tabuchi@dc-group.co.jp
頭が良くなる第2のステップは、哲学の知識を身に付けることです。
物事の本質をつかむのに哲学が最良の手段になります。
哲学という営みは思索の積み重ねであり、長い年月の間、
批判に耐えてきた普遍的なものです。
例えば、古代ギリシャの哲学の生みの親であるソクラテスを例にとって、
哲学の知識がいかに頭が良くなることに役立つかをみてみましょう。
ソクラテスは批判的に検討することで、
物事の本質を暴き出すという哲学の手法を確立した人です。
具体的には「無知の知」に基づく「問答法」によって、
決して知ったかぶりをすることなく、相手に質問を繰り返すのです。
そうして相手の口から答えを導かせるのです。
例えば「自由とは何か?」問えば、
相手は「好きなように振る舞うことだ」と答えるでしょう。
でもその答えに対して「皆が好きなように振る舞えば、
自分の思い通りにならなくなるよ」と反論したらどうでしょう。
おそらく相手は「それなら、他人のことも考慮しながら自由に振る舞うことだ」
と答えるのではないでしょうか。
From : 田渕裕哉(2013/02/11 07:20:04)
おはようございます。今朝はいい天気の千葉からです。
今日は、観月環先生と千田先生とコラボレーションのセミナーです。
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今回は7日間で「頭が良くなるステップ」をご紹介していきたいと思います。
「頭が良い人」の定義は様々だと思いますが、
ここでは「物事の本質をつかめる人」と定義します。
会議でも、一体、今何が問題になっているのか、何の議論をしているのか、
それがきちんと分かることが本質をつかむということです。
人の話を理解するときも同じです。
相手の言葉の意味をしっかりとつかんで応答する、
それができる人を、私たちは「頭の良い人」と呼ぶのです。
皆が首をかしげているとき「つまり、こういうことでしょ」と言って、
さらっと分りやすく説明してくれる人がいたら、
そのとき周囲の人たちは「頭が良い人」と思うのではないでしょうか。
さて、そのようになるための第一ステップは「社会のことを知る」ということです。
逆に言うと「社会のことを知らなければ物事の本質は見えない」のです。
最低限の教養が必要ということです。
決して、知識を詰め込むのではなく、
他の要素と有機的に関連させることのできる知識が求められています。
ですから、深い理解が必要だということです。
From : 田渕裕哉(2013/02/10 07:46:43)
おはようございます。今朝もいい天気の千葉からです。
今日は、最愛の娘の19歳の誕生日です。
田渕家恒例の誕生日ケーキと歌を歌います。
彼女がいるおかげで、いつも家族が幸せな気持ちです。
最速で結果を出す人は、人の力を最大限に活用する人だと言いました。
そのときに気を付けることをお話します。
ポイントは罪悪感を感じるほどに委任する!ということです。
これは最短の時間で最高の結果を出すには不可欠の要素です。
「丸投げ」という言葉があります。
最速で結果を出す人は「いい丸投げ」をしている人です。
言うまでもなく「ダメな丸投げ」とは、なんの根拠もなく
そのまま「これをやっておいて」という形で部下に下すやり方です。
部下のほうは、言われたとおりにその仕事をこなすことになりますが
「いつまでに何を達成するのか」がないので、受け身の作業になりやすいのです。
一方で「いい丸投げ」とは「いつまでに、何を、なんのために」
の3つの要素が必ず入っているのです。
「この企画のアイデアを出し、来年のキャンペーンの素案にしたいから、
来週末までにまずは見せてくれる?」という感じで、
時間軸と内容と目標がちゃんと入っているのです。
さらに「どうやってやるのか?」の部分は、最初の段階では入っていないことがあります。
なぜだか分りますか?
From : 田渕裕哉(2013/02/09 07:56:31)
おはようございます。今朝はいい天気の千葉からです。
今日の午前中は久しぶりに夫婦でデートです。
東京の広尾に行きます。楽しみです。
ただ、午後からは仕事のアポイントが入っています。
最速で結果を出す人は、自分の力だけでなく、他人の力を最大限に活用する人です。
アイデアも一人で出すことは、もちろんするのですが、
なるべく多くの人の知恵を使います。
この方法は、1.アイデアを出し切る。2.絞る。のステップですが、
例えば例として、チームでアイデアを出す方法を紹介します。
新製品のネーミングのプロセスをイメージしてみてください。
これは、すべてのアイデアを出すときに応用できます。
マーケティングにおいてネーミングは最重要課題の一つです。
商品の特徴をとらえ、他の製品とは違ったシンプルで
誰にでも分りやすい品名をつける必要があります。
以下のステップを踏みます。
1.5名くらいで、ざっくばらんにいいと感じるネーミングを出し合います。
この際に重要な点は「出てきたアイデアを否定しないこと」です。
そして「関係ないと思っても、とりあえず出すこと」です。
2.出てきたアイデアのうち、どう考えても「使えない」ものを削ります。
例えば、まったく商品と関係なかったり、他社がすでに使っていたりするものです。
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