人を気持ちよく動かす方法4.

From : 田渕裕哉(2011/12/22 07:09:22)

おはようございます。今日は病院に行って縫ったところを抜糸します。
明日からクリスマス3連休ですね。今日は仕事頑張りましょう。
明日は特別なクリスマス・セールを発表しようと思います。お楽しみに!
「交渉」という言葉があります。
これはビジネスだけではなく、日常生活で私たちが使っているものです。
例えば、子供がお母さんに「これ買って!」と交渉しています。
お母さんは「ダメよ」と言って説得しようとします。
これも交渉です。
実際、子供は買ってくれなきゃ泣き止まない態度を取ります。
これに根負けして買ってあげるお母さんもいます。
交渉は日常茶飯事に行なわれているものなのです。
ここで、重要なパラダイムシフトがあります。
「交渉」は勝ち負けではないということです。
私たちは無意識に相手に勝とうとします。
これは小さいときから競争社会で生きてきたからでしょうか。
とにかく無意識ですが勝とうとしてしまうのです。
例えば、後だしジャンケンをしてみてください。
簡単に勝つことはできますが、負けることが難しいことを体験することは簡単です。
私は研修でも、そのことを実験しますが、皆さん納得してくださいます。
納得しない人がいれば、その人は、私の意見に勝とうとしているのです。

交渉とは対決ではないということを知ってください。
この「はじめの一歩」を間違えて、
交渉ごとは対決なのだと思い込んでいる人が少なくありません。
相手が勝つか自分が勝つかの戦いだと解釈する人にとって、
交渉の場は、初めから戦場となるでしょう。
初めから対決をイメージして交渉にのぞむのは、
相手にけんかを売るようなもので、賢い人間のすることではありません。
交渉とは定義すると次のようになります。
「交渉とは、人と人との利害の対立する関係の中から、
双方が満足する結果を生み出すプロセス(過程)を言う」
または「交渉とは、取引をすることで、簡単に言えば、話し合いにより、
互いにある合意点に到達することを言う 」
つまりWIN/WINの関係でなければなりません。
相手にも満足を与えて、自分の得たいものを得る技術が「交渉術」なのです。
これなら、相手が気持ちよく動いてくれることになります。
例えば、営業の人は、自分が扱っている商品をお客さまに販売できた!から
勝ちではなくて、そのお客さまが、いかに満足してくれるかが勝負になります。
もし満足してくれれば、WIN/WINになり、交渉は成功したことになります。
ですから販売するときに、もっと満足していただけるように与えるものはないか?
を考えてみてください。
マクドナルドの「笑顔」もそうですね。
田渕 裕哉
あなたの大切な人に、
このメッセージを転送してください。
多くの人が幸せになりますようにお祈りしています。
毎朝8時の無料配信を直接ご希望の方は、
お名前とメールアドレスを下記まで
お送りください。 ⇒ ask@dc-group.co.jp
どなたでも無料で登録できます。
また配信解除ご希望の方は、配信解除希望の返信メールをお願いします。
tabuchi@dc-group.co.jp または、ask@dc-group.co.jp まで。
ありがとうございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント