独自性の発見17.

From : 田渕裕哉(2021/08/31 06:27:42)

2021年8月31日(火)
おはようございます。今朝もさわやかな朝の千葉からです。

「欲求」と「成果」はトレードオフ。大きな成功を求めれば大きな代償を払う必要がある。
つまり結果は努力の果実に過ぎず大きな結果に結びつくには、
その代償として全ての本能(欲求)を後回し(犠牲)にし、努力を積み重ねるほかにない。

ハイテクの時代、変化が急な世界で、人は「次世代」製品という言葉に慣れ、
期待さえするようになった。

そこで企業には、製品の改良より次世代を目指すことを提案したい

それが差別化の確かな方法となるからだ。

誰だって古い廃れた商品と思われそうなものは買いたくない。

競争相手を出し抜くには、前より優れているだけでなく
「新しい」商品というポジションをつかまなくてはいけない。

わたしたちはずっと以前から、強力なリーダーは
次世代製品に積極的だと言い続けてきた。

もし商品部門に変化の歴史があるなら、そして自社がその一翼を担ってきたのなら、
それを売り込みに活用すべきだ。

過去に「次世代」商品を導入した実績は、
次世代商品を開発する企業という大きな信頼性の基盤になる。

ところで厳しい知らせがある。

次世代ゲームには何としてでも避けなければならない落とし穴があるのだ。 >>>続きはこちらから

独自性の発見16.

From : 田渕裕哉(2021/08/30 07:55:44)

2021年8月30日(月)
おはようございます。今朝はいい天気の千葉からです。暑いです!

日本人もアメリカ人のように個人投資で資産形成をする時代がきている。
10万円から始めるのであれば株式投資の小型株が向いている。
「今は小さいが将来伸びしろのある会社」を応援する気持ちも込めて集中的に投資すれば、
その会社について深く知り、分散投資よりも勉強できて自己責任度合いが上がる。

企業は新製品の開発に大変な努力をする。

技術者やデザイナー、製造現場の人々が、市場に出回っているどの商品よりも
優れた独自の商品を作ろうとして、限りなく時間をかけて製造、テストを繰り返す。

商品をとことん知ることは非常に大事だ。

そこに強力な差別化要因が隠れていることがよくあるからだ。

商品にはそれぞれ技術やデザインの裏づけがある。

技術は特許をとっているかもしれない。

わたしたちは商品に目を向けて、どんな独自技術が使われているのかを調べる。

それから、できればその技術に名前をつけてクローズアップし、
商品の違いを際立たせる魔法の要素として売り込む。

特許をとっている技術ならますます都合がいい。

さらに商品が複雑になればなるほど、
ライバルとの差別化のために魔法の成分が必要になる。

商品の良さは誇示しなくてはいけない。

技術革新があったなら。派手に強調すべきだ。 >>>続きはこちらから

独自性の発見15.

From : 田渕裕哉(2021/08/29 05:58:17)

2021年8月29日(日)
おはようございます。今朝は鹿児島はからです。今日は下関に行きます。

人間関係で最も重要なことは相手の人格を尊重して親切に接すること。
そして自分が一緒に時を過ごしたいと思える人に多くの時間を使い
最大限のリソースを注ぐ。八方美人になる必要はない。

「みなに選ばれている」という事実は大きな意味をもつ。

わたしたちの経験では、消費者は自分が何を望んでいるかわからな
(だから聞いても無駄だろう)。

たいていは、ヒツジのように群れに従っている。

なぜ人は群れに従うのか?

ロバート・チャルディー二は「社会的証明の原理」について述べている。

「この原理によれば、わたしたちは他人が何を正しいと考えているかを基準に、
何が正しいかを決める。

正しい行動とは何か?を決める場合はとくにそうだ。

ある状況で正しい行動は、ほかの人がとっている行動だと考える。

ほかの人たちがしていることは正しいと考えると、一般的に大変うまくいく。

社会的によく見られる行動に従うほうが、反対の行動をとるより、
原則として間違いが少ない。

おおぜいの人が同じことをしているなら、ふつうはそれが正しい行動だ」。 >>>続きはこちらから

独自性の発見14.

From : 田渕裕哉(2021/08/28 06:45:28)

2021年8月28日(土)
おはようございます。今朝は博多からお届けしています。今日は熊本、鹿児島です。

すべての生命体の中で人間だけが唯一やりたいことをじっくり検討し、
意図的に選ぶことができる生き物。
だからこそ、もっと責任をもち、意味に思いを馳せ、理解することが大切。

ある活動や商品に集中し続けた人たちは「エキスパート」として人々に強い印象を与える。

エキスパートとは特定の分野で多くの訓練を積み、知識を集積した人ということだ。

エキスパートならば知識も経験も豊富だと思われるし、事実そのとおりでもある。

逆に多くの分野で仕事をするゼネラリストは、どんなに優れていて
エキスパートと評価されることはめったにない。

一人の人間あるいは一つの会社があらゆることのエキスパートであるはずはない、
というのが常識だ。

望まれるのはスペシャリストなのだ。

スペシャリストには先んじて人の心に入り込む武器がある。

スペシャリストは一つの商品、一つのメリット、一つのメッセージに絞ることができるのだ。

さらにスペシャリストはその専門性によって独自性が出せる。

スペシャリストの究極の武器は、一般名詞化である。

ブランドが商品全体の代名詞になるのだ。 >>>続きはこちらから

独自性の発見13.

From : 田渕裕哉(2021/08/27 07:16:12)

2021年8月27日(金)
おはようございます。今朝は曇りの千葉からです。今日は博多です

優秀なセールスマンは誰よりも多くの「ノー」を浴びている。
この経験は「このままだとたいへんだ!」と全細胞が奮い立ち
人間としての成長と思考の変化がもたらされることで人間成長している。
彼らは自分の得るお金以上に常に自分の人格を賭けて多くの見込み客を喜ばせている。

「伝統」には商品を際立たせる力がある。

伝統が強力な差別化になるのは、人の心に「長い歴史があることは大切だ」
という自然な思いがあって、伝統のある商品を選べば安心できるからだ。

どうしてそう思うのか。

たぶん長い歴史がある会社なら仕事を心得ていると感じるからだろう。

そういう会社ならきっといい仕事をしているに違いない、と思うのだ。

だが中国や日本のように老人が尊敬されている国々と違って、
アメリカの文化には老齢を嫌う傾向があり、誰でも若くありたいと思う。

「老いた賢者」とは、もう終わっている、遅れている、という意味である。

しかし「長い歴史があるなら業界リーダーに違いないと認めてもらえる」
という現実もある。

たとえ最大手ではなくても、長い歴史という面では確かにリーダーに違いない。

マーケティング担当者が、差別化の方法の一つとして伝統や文化を誇示しよう
とするのも不思議ではない。 >>>続きはこちらから

独自性の発見12.

From : 田渕裕哉(2021/08/26 06:58:18)

2021年8月26日(木)
おはようございます。今朝はいい天気の千葉からです。

成功の法則は、まず「どうなりたいか?」の強い思いから目標を決める。
次にそれに向かい目の前の今すぐできることを一つひとつやっていくだけ。
これが最短距離で成功するすべて。
強く思えば行動力が上がり、行動すれば思いが強くなる。

一口にリーダーといってもいろいろなリーダーがあるが、
どれでも強力な差別化になる。

たとえば、売り上げのリーダー、技術のリーダー、科学のリーダー、などである。

そしてリーダーであることを元に、いかに自社がナンバーワンになったか
というすばらしい物語を展開することができる。

人はリーダーの話なら信用するのだ。

企業を強くするのは商品でもサービスでもない。

消費者の意識に占めるポジションだ。

企業やブランドのランキングが何年も変化しないという
マーケティング・レースの「固定性」からわかるのは、
まず良いポジションを確保することがきわめて重要だということだ

ポジションを改善するのは非常に難しいが、
いったん良いポジションを確保すれば守るのは比較的簡単なのである。

トップの座を獲得したら、必ず市場にそれを知らせなくてはいけない。 >>>続きはこちらから

独自性の発見11.

From : 田渕裕哉(2021/08/25 06:21:03)

2021年8月25日(水)
おはようございます。今朝は曇りの千葉からです。

頑張ってもできない子どもに「頑張らなくてもいいんだよ」という
安易な声がけは子どもの気持ちを理解していない大人のエゴ。
相手の状況や心境を理解しようと勤めること。
そして頑張ってもできない子どもこそ支援することが大切。

業界のリーダーであること、これは非常に強力な差別化になる。

自社および自社ブランドを信頼してもらう最も直接的な方法だからだ。

信頼されれば成功は保証される。

それにリーダー企業として信頼されれば、ブランドについて
どんなことを言っても信じてもらえるだろう(なにしろリーダーなのだから)。

人は大きいことを成功や地位やリーダーシップと同一視する傾向がある。

とにかく大きければ尊敬するし、感心する。

強力なリーダーは、あるカテゴリーの商品の代名詞になる。

連想ゲームをしてみるとリーダーかどうかわかるだろう。

コンピュータ、コピー機、チョコレート、コーラという言葉から
まず連想するブランドは?

IBM、ゼロックス、ハーシー、コカ・コーラだろう。

そこで、目先の利くリーダーはさらに一歩進めて、そのポジションを地固めする。 >>>続きはこちらから

独自性の発見10.

From : 田渕裕哉(2021/08/24 07:40:36)

2021年8月24日(火)
おはようございます。今朝はサンライズ九十九里にいます。

自尊心を無理に高めるより、自己受容。自分の行動を客観的に正直に見つめ
「行動を評価」する。「私はダメだ!自信を持て!」ではなく
「緊張すると心配の感情が沸きそれが集中力を奪うのか」と評価する。
そして行動を重ねると自信は後からついてくる。

特色という言葉はマーケティングでよく使われるが、
意味が広すぎて正しく理解されていないようだ。

そこで、まず何を指して特色と言っているのかをはっきりさせよう

第一に、特色とは人やモノの性質であり、特異性であり、明らかな特徴である。

第二に、人やモノの特色はたくさんある。

性別や身体の大きさ、知性、スキル、魅力などは人によってそれぞれだ。

商品にも違った特色がある。

たとえば歯磨きでも、虫歯予防、歯垢除去、味、歯を白くする効果
息をきれいにする効果などの面で違いがある。

特色の一つで有名になると、その人や商品は独自の存在になる。

企業は多くの場合、リーディングカンパニーを真似たがる。

「向こうは良い手を知っているに違いない、だから同じことをやろう」。

理屈は通っているが、これはいい考え方ではない。

それよりも、反対の特色を探してトップと対抗したほうがいい。

キーワードは反対の特色ということ。似ていてはいけない。 >>>続きはこちらから

独自性の発見9.

From : 田渕裕哉(2021/08/23 07:57:14)

2021年8月23日(月)
おはようございます。今朝も曇りの千葉からです。
今日、明日と家族旅行です!

労働からの収入の「勤労所得」との投資からの収入の「財産所得」の比率は
アメリカが3:1に対し、日本は8:1。
戦略は「市場全体に投資する投資信託」に「毎月コツコツ定額を投資する」こと。

新しい考え方や商品、メリットを、消費者の心に印象づけることができればがぜん有利になる。

人の心はなかなか変化しないからである。

心理学者は「人は同じことをずっと続けたがる」と言う。

さまざまな実験でも、現状維持には非常に大きな魅力があることがわかっている。

意思決定をする場合、ほとんどの人は現状のままという選択肢に大きく傾くのだ。

だから、もしあなたの会社が一番乗りをした場合、ライバルが真似しようとすると、
かえってあなたの会社の考え方が強く印象づけられることになる。

最初に消費者の心を捉えるほうが、一番手のものよりうちの商品のほうが良いですよ、
と説得するよりずっと容易なのである。

消費者は最初の商品こそがオリジナルで、あとはみんな模倣、物真似と感じている。

オリジナルならば知識も豊富で、専門性も高いと判断される。 >>>続きはこちらから

独自性の発見8.

From : 田渕裕哉(2021/08/22 07:49:47)

2021年8月22日(日)
おはようございます。今朝も曇りの千葉からです。

戦いに勝つためには「自分たちが決めた軸で1位になること」。
「この軸で1位になる」「この軸で全ライバルに勝つ」と決めてエネルギーを注ぐ。
自分が決めた軸で徹底的に1位になるための経験と学習を積もう。
軸がわからないと平凡になる。

いまも人の心の謎は解明しきれていないが、一つだけ確かなことがある。

心はあちこちから攻撃を受けているということだ。

西欧諸国のほとんどの社会が、完全に「情報過多社会」になっている。

メディアの種類が爆発的に増え、それに従ってコミュニケーションの量も急増した。

このことが、人々が提供された情報を取り入れたり
無視したりする際に劇的な影響を与えている。

情報過多は、コミュニケーションと人々への影響というゲームそのものを大きく変えた。

こう考えてくると、独自性を打ち出すときはできる限りシンプルな
見てすぐに理解できるかたちにして、あらゆるメディアを使って
何度も何度も伝えなければならないことがわかるだろう。

マーケティング担当者は「独自性」にこだわり続けなくてはいけない。

マーケティングをする側と対象となる人々の意識はなかなか一致しない。 >>>続きはこちらから