独自性の発見8.

From : 田渕裕哉(2021/08/22 07:49:47)

2021年8月22日(日)
おはようございます。今朝も曇りの千葉からです。

戦いに勝つためには「自分たちが決めた軸で1位になること」。
「この軸で1位になる」「この軸で全ライバルに勝つ」と決めてエネルギーを注ぐ。
自分が決めた軸で徹底的に1位になるための経験と学習を積もう。
軸がわからないと平凡になる。

いまも人の心の謎は解明しきれていないが、一つだけ確かなことがある。

心はあちこちから攻撃を受けているということだ。

西欧諸国のほとんどの社会が、完全に「情報過多社会」になっている。

メディアの種類が爆発的に増え、それに従ってコミュニケーションの量も急増した。

このことが、人々が提供された情報を取り入れたり
無視したりする際に劇的な影響を与えている。

情報過多は、コミュニケーションと人々への影響というゲームそのものを大きく変えた。

こう考えてくると、独自性を打ち出すときはできる限りシンプルな
見てすぐに理解できるかたちにして、あらゆるメディアを使って
何度も何度も伝えなければならないことがわかるだろう。

マーケティング担当者は「独自性」にこだわり続けなくてはいけない。

マーケティングをする側と対象となる人々の意識はなかなか一致しない。

残念ながら、いくらすばらしい情報を提供しているつもりでも、
じつは相手はそのすべてを受け止めてはいない。

人間の感覚は選択的だ。記憶も同様に非常に選択的である。

同じカテゴリーの商品がたくさんある場合、よほど特徴的な違いがない限り、
差別化はそうとうに難しいだろう。

「シンプル」というパワーがある。シンプルな形で問題を解決する方法が
わかる一瞬のひらめき、創造的な飛躍は、一般的な知性とはまったく違う。

そんなシンプルな言葉を探すコツは
「自分だけでなくライバルでも言えることなら却下」
「違いを証明するのに複雑な分析が必要なら却下」
「消費者の意識にフィットしないなら却下」である。

田渕 裕哉

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