独自性の発見13.

From : 田渕裕哉(2021/08/27 07:16:12)

2021年8月27日(金)
おはようございます。今朝は曇りの千葉からです。今日は博多です

優秀なセールスマンは誰よりも多くの「ノー」を浴びている。
この経験は「このままだとたいへんだ!」と全細胞が奮い立ち
人間としての成長と思考の変化がもたらされることで人間成長している。
彼らは自分の得るお金以上に常に自分の人格を賭けて多くの見込み客を喜ばせている。

「伝統」には商品を際立たせる力がある。

伝統が強力な差別化になるのは、人の心に「長い歴史があることは大切だ」
という自然な思いがあって、伝統のある商品を選べば安心できるからだ。

どうしてそう思うのか。

たぶん長い歴史がある会社なら仕事を心得ていると感じるからだろう。

そういう会社ならきっといい仕事をしているに違いない、と思うのだ。

だが中国や日本のように老人が尊敬されている国々と違って、
アメリカの文化には老齢を嫌う傾向があり、誰でも若くありたいと思う。

「老いた賢者」とは、もう終わっている、遅れている、という意味である。

しかし「長い歴史があるなら業界リーダーに違いないと認めてもらえる」
という現実もある。

たとえ最大手ではなくても、長い歴史という面では確かにリーダーに違いない。

マーケティング担当者が、差別化の方法の一つとして伝統や文化を誇示しよう
とするのも不思議ではない。

だが伝統だけでは充分でないこともある。

AP通信の経済記者は「近年、どこの会社も消費者の耳に心地よい伝統と、
事業の成功に欠かせない先進性をうまく混ぜ合わせた新しいマーケティング
戦術を編み出している」と書いている。

生き残るためには変わらなければならない場合がある。」

ブランドを有名にしたキャラクターを活用するのも、
伝統を活かす興味深い方法の一つである。

ミスター・ピーナッツは、1916年に一人の少年が生み出したキャラクターだ。

このキャラクターを復活させたことで、年配の消費者のノスタルジーをくすぐり、
若い人たちの「レトロ・シック」の波にも乗ることができた。

古いものはすべて、再び新しくなるだけでなく、差別化にも役立つのである。

田渕 裕哉

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