独自性の発見9.

From : 田渕裕哉(2021/08/23 07:57:14)

2021年8月23日(月)
おはようございます。今朝も曇りの千葉からです。
今日、明日と家族旅行です!

労働からの収入の「勤労所得」との投資からの収入の「財産所得」の比率は
アメリカが3:1に対し、日本は8:1。
戦略は「市場全体に投資する投資信託」に「毎月コツコツ定額を投資する」こと。

新しい考え方や商品、メリットを、消費者の心に印象づけることができればがぜん有利になる。

人の心はなかなか変化しないからである。

心理学者は「人は同じことをずっと続けたがる」と言う。

さまざまな実験でも、現状維持には非常に大きな魅力があることがわかっている。

意思決定をする場合、ほとんどの人は現状のままという選択肢に大きく傾くのだ。

だから、もしあなたの会社が一番乗りをした場合、ライバルが真似しようとすると、
かえってあなたの会社の考え方が強く印象づけられることになる。

最初に消費者の心を捉えるほうが、一番手のものよりうちの商品のほうが良いですよ、
と説得するよりずっと容易なのである。

消費者は最初の商品こそがオリジナルで、あとはみんな模倣、物真似と感じている。

オリジナルならば知識も豊富で、専門性も高いと判断される。

 

調査すると、ほとんどの場合、最初に市場に出た商品は
後発の商品に比べて相当大きなシェアを維持している。

後発企業は独自の販売戦略を余儀なくされる。

最初のブランドがトップ・ブランドであり続ける理由の一つは、
一般名詞化することが多いからだ。

ゼロックスはコピー機の代名詞になった。

最初の、あるいは新しい思いきった考え方は、根付くのに時間がかかって、
なかなか市場に受け入れてもらえないこともある。

ここから学ぶべきことは、最初に商品を開発し、ライバルにアイデアを
盗まれないと思ったら、辛抱強くがんばり続ける必要がある、ということだ。

田渕 裕哉

あなたの大切な人に、このメッセージを転送してください。
多くの人が幸せになりますようにお祈りしています。

毎朝8時の無料配信を直接ご希望の方は、
お名前とメールアドレスを下記まで
お送りください。 ⇒ ask@dc-group.co.jp
どなたでも無料で登録できます。

また配信解除ご希望の方は、配信解除希望の返信メールをお願いします。
tabuchi@dc-group.co.jp または、ask@dc-group.co.jp まで。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント