ビジネス名著から学ぶ教訓5.

From : 田渕裕哉(2013/02/22 07:49:06)

おはようございます。今朝はいい天気の千葉からお届けします。

今朝の新聞を見て驚きました。
アメリカのアリゾナで28年ぶりに雪が降ったそうです。
この週末は、全国的に寒いそうですので、体調には気を付けましょう。

『フラット化する世界』の著者、トーマス・フリードマンは経済学者ではなく、
ジャーナリストですが、経済に非常に影響力のある理論を提唱し、
世界で大きな話題を集めています。

「マクドナルドがある国同士は戦争をしない」
という理論などユニークな理論が多いです。

これは、マクドナルドがチェーン展開するくらい豊かになった国の国民は、
もはや戦争をしたがらない」という趣旨です。

グローバル化が進んでいけば、やがてローカルな紛争は減っていくという主張です。

世界は平らであり、ものすごい速さで世界のフラット化が進んでいるのです。

フリードマンは「世界のフラット化は後世に人類史上、
最も重要な転換期とみなされるものと私は確信している」と述べ、
現代がいかに大きな転換期であるかを指摘しています。

現代のビジネス環境の激変に対応する企業だけが生き残るのです。

フリードマンの言う「フラット化」とは、新しい通信テクノロジーと
ソフトウェアによって、地球上のあらゆる場所にいる人との共同作業が
可能になる猛烈な変化を指します。

日米欧の先進国はもちろん、インド、中国、旧東欧圏を含む数十億人が
参加する大競争時代の到来でもあります。

日本企業もいよいよ待ったなしで「世界のフラット化」への対応が
必要になったということです。

フルードマンは「企業は経営モデルを根底から変えない限り生き残れない」とし、
グローバル・アウトソーシングやサプライチェーン・マネジメントなどを使った
経営モデル改革の実例を挙げています。

大変化の時代である現在において、企業が行うべきことは、
個別機能の改善ではなく、環境激変に合わせた経営モデルの転換だということです。

マーケティングのような個別専門知識も大切ですが、企業が適応すべき
ビジネス環境の変化を知り、対応していくことが、より大切なのです。

田渕 裕哉

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