影響力を高める方法4.

From : 田渕裕哉(2014/08/28 07:57:33)

 おはようございます。今朝は小雨の千葉からです。

 
昨夜は電車が止まり大変でした。なんとか品川から家に戻れました。
今日は久しぶりに自宅からです。息子も夏休みで来ています。
今日は午後、渋谷でセミナーがあります。
 
 
リーダーシップの世界的な権威であるウォーレンベニス教授の研究調査によれば、
強いリーダーシップを発揮している人は「高い学習意欲を持ち、
厳しい試練を体験している」という要素が共通してあることが分かっています。
 
でも「厳しい試練」とみると修行・苦行のイメージがありますが、
決して苦しいことをやったらリーダーシップが発揮できるわけではありません。
 
むしろ、優れたリーダーたちは、自らが情熱を持っていることでチャレンジをしています。
 
まるで、ゲームに熱中して時間を忘れている子どもたちのように、
難しい課題にチャレンジしているのです。
 
影響力は筋肉のようなものです。
 
使わなければ弱くなります。
 
影響力を高め続けるリーダーに求められる能力が「強靭な意志力と適応力だ」
とベニス教授は言います。
 
この「強靭」というのが、しびれますね。
 
強靭な意志力とは「我慢すること」ではありません。
 
「嵐が過ぎ去るのを待つ」という受け身の姿勢は意志ではありません。
 
「我慢していたら、いつか宝くじが当たる」という姿勢では影響力は高くならないのです。
 
強靭な意志力とは、目的をやり遂げる力です。
 
だから「嵐が来ているけど、突っ込んでいこう!」でもいいですし
「嵐が来ているから遠回りしていこう!」でもいいのです。
 

 目的に向けて柔軟性を発揮していくことが答えのない現代には必要なのです。

 
「強靭な意志力」は、現場で鍛えるしかありません。
 
だから、ビジネスの中で、あなたが「大変だ」と思うときがあったら、
それはぜひ「これは強靭な意志力のトレーニングにできないか?」と考えてみてください。
 
あなたが影響力をさらに発揮するためには、この「無防備状態になる」
ということをどれだけ経験できるかにかかっています。
 
どういうことかと言うと「慣れ親しんだ所の外へ出る」ということは
「未知の領域」へ進んでいくということです。
 
そこは「何が起きるか分からない」「どう対処したらいいか分からない」
ことも多くあります。
 
そうしたときには、あなたのあるがままで勝負するしかありません。
 
絶対安全なゾーンなど、どこにも存在しません。
 
常に次の時代を示し続けてきたセス・ゴーディン氏は次のように述べています。
 
「リーダーシップは、リーダー自身をリスクにさらす。
 
マニュアルもルール本もないし、物事が間違った方向へ行ったとしても、
指摘してくれる人はいない」
 
田渕 裕哉
 
 
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多くの人が幸せになりますようにお祈りしています。
 
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