個は全にして全はまた個なり3.

From : 田渕裕哉(2010/12/15 07:37:02)

おはようございます。
明日は大阪で企業研修があり今日は大阪に行きます。

「さざれ石」を人間社会に置き換えてみると、世の中には大勢の人々がいて、
個々の特性、特徴、性格はバラバラですが、それをお互いに許し合い、
認め合って組織というものが出来上がっていきます。

個々のものが集合して、全体という一つのものになっていく、
それが統一された組織です。

それを自分の考えだけを正論として、他人の個性は認めない。

何でも自分のカラーに染めてしまおうとすると、ワンマンになり、
結局は組織崩壊になります。

自分の思いどおりにしようとするときこそ、思うようにならないものです。

それは「我」を通そうとするからであり、我は裁き心に通じるからです。

 

組織において、自分の考えだけに固執し、自分以外の個性は一切認めない
という方針で進めていると、しまいには自分自身が他人から受け入れられず、
組織から追い出される結果となります。

あの「さざれ石」を見ていると、あらゆるものを受け入れ、
共に抱き合って、共に許し合って、本当に愛し合う、
そんな人の世の理想的な形を表現しているように思えます。

「個」という字は、人が固まった姿を表現しています。

人は一人では生きていけない。

結局お互いに支え合い、共に許し合い、
相助け合わなければ生きていけないのです。

「さざれ石」は、小石一つ一つが寄り集って大きな岩を形成し、
何千年、何万年と苔のむすまで存在し続けています。

従って、真に強い組織、崩れない組織を作るには、
あの「さざれ石」のごとくあらねばならないのです。

田渕 裕哉

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