アイデアを出すコツ6.

From : 田渕裕哉(2012/02/18 06:38:04)

おはようございます。今朝は雪が積もっている寒い千葉からです。
今日・明日と私の行っている教会の特別な大会があります。
朝から晩まで、1日、教会で過ごします。
私にとっては、非常に楽しい充実した時間になると思います。
日頃から、ぼんやりしていたら「アイデア」なんて得られません。
それは誰もが認識していることでしょう。
しかし、自分がいつも考えていることが、いかにぼんやりしているのか。
そのことには意外に気づいていないものです。
例えば、会社についての不満です。
どうしてウチの会社はこうなんだ。なぜあの上司は、あの同僚は・・・。
おそらく、たくさん言いたいことがある人も多いと思います。
そうした人には、不満を一つ一つ紙に書いてみることをおススメします。
一つ目は、二つ目は、三つ目は・・・と、具体的に挙げてみるのです。
これを実際に、不満がたくさんあって会社を辞めたいと言って
悩んでいた人にやってもらったことがあります。
すると、四つ目で手が止まってしまいました。
そこで一生懸命考えて、ようやく出てきたのが
「社員食堂がまずい」という言葉でした。
書いた本人も思わず笑っていました。「こんなこと、どうでもいいですね」と。
書き上げてみると、意外に自分が思っていたほどたくさんはなかったわけです。
なぜでしょう?

不満は実はものすごくぼんやりしたものだったということです。
にもかかわらず、いつも漠然とした不満を抱えながら会社に行っていたのです。
これでは、あまりにもったいないと思いませんか?
さらにこの方法のいいところは、何が問題か、
そのディテール(詳細)が分かるということです。
先ほどの「社員食堂」を挙げた人の本当の不満は、
一番最初に書いた「部長が嫌い」がほぼすべてでした。
それが会社への不満とすり替わっていたのです。
原因が分かれば、対処の方法があります。
部署異動の希望を出すのもありだし、
課長に間に入ってもらうという方法もあります。
少なくても、理由すらはっきりしない漠然とした不満からは抜け出すことができるし、
いきなり会社を辞めるようなことにはならずに済むでしょう。
アイデアとは、自分を分析し、プロファイリングしていくようなものです。
あなたも、普段、自分が漠然と考えていること、
思っていることを具体的に挙げて、ディテールに落としてみてください。
それらが、いかにぼんやりしたものだったのかということに気づくはずです。
いつも抽象的なものから、より具体的なものは何かをイメージしてください。
「生き物」よりも「ペット」。「ペット」よりも「犬」。「犬」よりも「雑種」。
「雑種」よりも「ポチ」というように「アイデア」は具体的なものです。
田渕 裕哉
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