テトリス効果2.

From : 田渕裕哉(2012/03/20 07:12:58)

おはようございます。今朝は、どんよりとした空模様の千葉からです。

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ある税理士は「テトリス効果」の状態に陥っていました。

彼は毎日8時間から14時間も、税金の書類に目を通して、
間違いを探すということをやっています。

その間に彼の腦には「間違いを探す配線」ができあがってしまいました。

それにより仕事は非常によくできるようになりますが、誤りを見つけたり、
陥りやすい過ちを探したりすることに熟達するにつれ、
その習慣が生活の他の部分に影響し始めます。

テトリスばかりやっていると、どこを見てもテトリスの形が見え始めるように、
税理士の彼は毎日の税務監査で、マズイことを探す習慣が身についてしまいます。

さぞ楽しくないだろうとは想像がつきますが、それ以上に困るのは、
その習慣が職場や家庭における人間関係まで蝕んでしまうことです。

勤務評価をしようとすれば、チームメンバーの欠点ばかりが目につき、
長所に目がいきません。

家に帰れば、子どもの成績表のCばかりが目にいき、Aが目に入らないのです。

レストランで食事をすれば、ステーキの完璧な焼き具合のは気づかず、
ジャガイモの固さだけが気になるのです。
 

税理士である彼は仕事の合間に、エクセルの表計算シートを使って、
彼の妻がここ6週間で犯した「過ち」をリストアップしました。

彼は問題を改善するだけのつもりでしたが、離婚の危機に陥りました。

実は弁護士は、もっと大変です。弁護士は、うつ病にかかる割合が、
他の職業に比べて3.6倍も高いのです。

問題は弁護士になる前のロースクールから始まっています。

入学してすぐに批判的分析のテクニックを習い始めるのです。

ロースクールでは、議論の中の欠陥を見つけることを教え、
ものごとを受け入れるよりは批判することを訓練するのです。

もちろんこれは弁護士として仕事をする上で必須の技術であるが、
その技能が法廷だけにとどまらず、個人的な生活の中にも出てくると、
つまり、すべての事柄に「矛盾点」を探すように訓練されている思考が発揮されると、
これはもう抑うつと不安に陥る最短コースになります。

家に帰ると子供たちについ「証言を命じてしまう」そうです。

「しかし、お前のアリバイ通りに映画が10時半に終わったのであれば、
門限に間に合ったはずだ。ではなぜ15分遅れたのか?」という感じです。

また妻との会話時間を、会話時間の長さで報酬を請求できる自分の仕事と比べ、
ついその時間の価値について考えてしまうそうです。

恐ろしいですね。

田渕 裕哉

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