集中の技術2.

From : 田渕裕哉(2012/04/24 07:01:11)

おはようございます。今朝は快晴の西明石からお届けします。

今日も1日企業研修です。終了後、夜に茨城県の守谷に移動します。
昨日も良い研修ができました。今日も一期一会の気持ちで全力を尽くします。
移動は新幹線が多いですが、読書をしながらですので楽しいです。

集中を生み出すフロー状態は「外側から何らかの理由でやらされているのではなく、
何かしらの内なる欲求により行動しているときの心の状態」を言います。

この状態をいつでも自分の意志で創り出したいですね。

では、そのために今日は逆に、
なぜ多くの人は気が散って集中できないのかを考えます。

気が散って集中できない心の状態をノンフロー状態と呼びます。

ノンフロー状態とは一言で言えば「揺らぎ」「とらわれ」の状態です。

「揺らぎ」とは、様々なマイナス感情が想い起こされた不安定な心の状態のことです。

「とらわれ」とは、過去の出来事から作られた潜在意識の中に
形成された思い込みに支配された状態です。

「揺らぎ」や「とらわれ」の状態では、
人はパフォーマンスを質良く実施することは不可能です。

それが人間の仕組みです。

今までの自分を振り返ってみてください。

集中できていないときには、何かにイライラしているとか、めんどうくさいとか、
不安だとかの感情が存在し「揺らぎ」の状態があったのではないでしょうか?
 

もしくは、過去の経験から、行動する前から嫌だとか、
どうせ無駄だなどの思い込みによる「とらわれ」状態が存在し、
あなたのパフォーマンスに制限をかけてしまったことはないでしょうか?

これらの状態が集中していない、つまり気が散った状態です。

その集中を阻害する大きな3つの理由があります。

それは「環境」と「出来事」と「他人」です。

仕事の「環境」や、勉強の「環境」によって、人の心の状態はかなり変わります。

「出来事」も、私たちの心に大きく影響します。

「他人」の存在も間違いなく、集中を阻害します。

しかし真の理由は他にあります。

それを説明しましょう。

もし、気が散る理由は?と問われたら、「朝から雨だから」
「部屋が狭くうるさいから」「この仕事はやったことがないから」
「あいつがうろちょろするから」など、様々な答えが返ってきます。

もちろんそこに嘘はありません。

しかし、あなたの心に「揺らぎ」や「とらわれ」を創り出したのは、
実は「環境」や「出来事」や「他人」ではないのです。

私たちの脳は環境や出来事や他人に対して、
さまざまな意味付けを勝手にしていくように仕組まれています。

その腦の仕組みが意味付けを起こして、
心に「揺らぎ」や「とらわれ」を生じさせているのです。

雨には気分が乗らないなどという意味は、もともと付いていないのです。つ

けたのは、あなたなのです。

田渕 裕哉

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