集中の技術８．

From　：　田渕裕哉（2012/04/30 06:35:54）

おはようございます。今朝は曇りの千葉からです。今日は教会の運動会です。

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さて先週からのテーマである「集中の技術」で、
かなり集中することが意識的にできるようになった方も多いと思います。

今週も続けて「集中」が意識的に、いつでもできるように、
その技術を高めていただきたいと思います。

まずは、心の状態をフローに傾かせる自己４大ツールである
「言葉」「態度」「表情」「思考」によって、自分の心を決定していこうとする
ライフスキル腦をしっかり磨き鍛えるという原則を覚えてください。

このライフスキル腦の使い方は勉強のできる腦、
すなわち認知脳とは、まったく別の働きになります。

したがって頭がいい悪いは関係ありません。

そして例えば「思考」ですが、ただ「ポジティブ」で、状況に関係なく陽気に装い、
すべてに「ポジティブ」な意味付けをする思考をしろということでもありません。

その状況に即した最適・最大のパフォーマンスがアウトプットできるフロー状態に、
心を傾かせるような「思考」を選択しろということなのです。

では、まず「集中できる言葉を選ぶ」からスタートします。
 

最初に、言葉が心の状態に大きく影響する
ということを知っていただきたいと思います。

そこで「言葉自体を選ぶ」というライフスキル腦の働きを鍛えるには、
どうしたらいいでしょうか？

それは「口に入れる食物で身体ができているように、
耳に入れる言葉で心はできている」ということを認識することです。

状況に支配されて、自分の感情の思うままにジャンクフードを食べていると、
身体は確実にメタボになってしまいます。

実は言葉もこれと全く同じです。

状況に支配されて、自分の感情を思うままに心に悪い言葉を発したり
耳に入れたりしていると心は確実にノンフローになってしまいます。

耳に入れるというのは、他人から言われる言葉もありますが、実は、もっと
耳に近いところから出ている影響力のある言葉は、自分の口から出ているものです。

言葉を自ら選び、発する習慣をつけなければなりません。

言葉は発するだけでなく、
頭の中で唱えているだけでも心に大きく影響しているのです。

どんな言葉を自分に投げかけているのか？

聴こえる言葉でも聴こえない言葉でも、どちらもです。

それらの言葉の選択が、常に自分の心の状態に「揺らぎ」や「とらわれ」を
生み出しかねないし、フロー化を起こすことも可能なのです。

言葉の選択によって、心の状態にどんな感情が生じ、
そして薄れるのかに気づけるライフスキルが必要なのです。

田渕　裕哉

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