信頼されるための13の行動9.

From : 田渕裕哉(2012/06/12 07:48:05)

おはようございます。今朝は曇り空の千葉からです。午後は雨のようです。

今日は千葉県の柏市にて一日企業研修です。2回目です。
来週の火曜日は3回目を実施します。3回で全社員対象です。
ちょっと遅い梅雨入りですね。植物には恵みの季節です。

信頼されるための行動8.は「現実を直視する」です。

リーダーの第一の責務は、現実を見極めることです。

コリンズは著書「ビジョナリーカンパニー2飛躍の法則」の中で、
米国のストックデイル将軍の次の言葉を引用しています。

「どれほどの困難にぶつかっても、最後には、かならず勝つという確信を
失ってはなりません。そして同時にそれがどんなものであれ、
自分がおかれている現実の中で最も厳しい事実を直視しなければなりません」

「現実を直視する」とは、困難な問題でも真正面から取り組むことです。

良いことに限らず、悪いことも共有すること、
誰もが目をつむっている問題を敢えて持ち出すこと、タブーに切り込むこと、
触れにくい問題について話し合うことです。

こうしたことを適切に行なうと、短期間に信頼を築くことができます。

気取らず、信用できる人間であることが相手に伝わるのです。

難題を避けて通ることはしません。

人々の頭にあり、自分たちの生活に影響する難しい問題に真っ向から取り組むのです。

「現実を直視する」という行動は、勇気、責任、自覚、
そして敬意の原則に基づいています。

「現実を直視する」という行動の逆は、現実を無視すること、
現実が存在しないかのように振る舞うことです。

現実から目を背け、やがて消えなくなるか、実在しないかのように思い込むのです。

こうした逆の行動は、どんな理由があるにせよ本当に重要な事柄への
対処を怠っていると、他者と信頼を築けないことは明らかです。

ハンツマン社長の言葉を引用します。

「自らをリーダーと名乗る者は、部下に対して率直でなければなりません。
良い知らせを届けるのは誰にでもできます。
厄介な悪いことでも率直に伝え、責任を果たすことが求められます。
好ましくないことを隠したり、悪い知らせの伝達役を部下にさせたりしてはいけません。
問題が生じたときは、部下に率直に告げることです」

あなたの経済状況、職業上の資格、あるいは健康について考えてみましょう。

あなたは現実に立ち向かっているでしょうか?

それとも「非現実的な世界」に逃げ込んでいるでしょうか?

自分自身に対して、どこまでも正直であるように努めなければなりません。

自分の望む結果が得られるような原則を見つけ、それに沿った生き方に挑戦しましょう。

最後に、触れたくない問題の存在を認識します。

相手が「振り上げた剣」を下させます。

真に重要な問題を目を背けず避けて通りません。

田渕 裕哉

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