信頼されるための13の行動14.

From : 田渕裕哉(2012/06/17 05:50:29)

おはようございます。今朝は恵みの雨の千葉からお届けします。

最近、体調がスゴクいいです。夜12時に寝ても、朝4時には目が覚めます。
毎日、睡眠時間4時間ですが、不思議と疲労感はありません。
寝る直前は、エネルギーを使い切ったという1日の達成感と、
朝起きるときは、エネルギーが充電できて、よし、やるぞ!という気持ちになります。

信頼されるための句行動13.は「他者を信頼する」です。

最初にエマーソンの言葉をご紹介します。

「人を信じよう。そうすれば、その人もあなたに誠実な態度をとるだろう。
人に寛大であれ。そうすれば、その人も寛大に振る舞うだろう」

「他者を信頼する」という行動は、他の行動とは性質が異なります。

言うなれば、名詞の「信頼」から、動詞の「信頼する」へと移行するのです。

これまでの行動は、より信頼される人間やリーダーになるためのものでしたが、
この行動は、自分が他者をより信頼するリーダーになろうというものです。

相手の心に信頼を築くだけでなく、信頼を活用するのです。

つまり、人を信頼することで、相手にもこちらを信頼してもらうという
相互関係を生み出すのです。

また皮肉なことに、信頼関係が構築されていないとき、
信頼を築く最善の方法の一つが自分から相手を信頼することなのです。

相互信頼のないリーダーシップというのは言葉の矛盾なのです。

「他者を信頼する」という行動は、エンパワーメントや相互利益の原則に基づいています。
 

さらに、ほとんどの人は信頼されるに値し、信頼されることを願っており、
信頼されれば、それに応えようとするという基本的信念も根底にあります。

「他者を信頼する」という行動の逆は人を信頼しないことであり、
このような行動は特に組織において、至るところに多大なコストを生じさせています。

上に立つリーダーたちを信頼する社員がかくも少ないのはなぜでしょうか?

理由はいろいろありますが、第一は、リーダーたちが部下を信頼していないために、
不信が不信を招いていることです。

つまり、リーダーたちが社員の不信醸成に加担しているのです。

人を信用せず、逆にその人からも信用されないという
下向きの悪循環がそこに生まれるのです。

前モトローラCEOの言葉です。

『私は人から、あきらめずにやり遂げるその探究心と熱意は、どこから来るのか、
と尋ねられることがある。
「父が非常に厳しく躾けてくれたからです。私を信頼してくれたんです」
私はそう答えるようにしている。その信頼に最後まで応えるだけのことだ。父は私を信頼した。
私は他の人たちを信頼する。そして、彼らは任務をは果たしてくれたのだ』

他者を信頼すると、相手に力を与えることができます。

また自分のリーダーシップも発揮することができるのです。

明日からは「簡潔に話をまとめ相手に伝わる伝え方のコツ」というテーマでお届けします。

お楽しみに!

田渕 裕哉

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