簡潔に話をまとめ相手に伝わる伝え方のコツ2.

From : 田渕裕哉(2012/06/19 07:07:36)

おはようございます。今朝は涼しい千葉の朝からお届けします。

今日は千葉の柏市の豊四季で1日、企業研修です。
テーマは「チームビルディング」です。1日かけて、じっくり取り組みます。
ゲームやワークを通して、気づきを得ていただく研修で楽しみです!

話が長い人は、なぜ「説明が下手」なのでしょうか?

明快です。

話が長くなると「必要な情報」と「不必要な情報」がごちゃごちゃになるからです。

だから、何を言いたいのか相手に伝わらないのです。

ただ、ここにこそ「頭のいい説明」の鉄則があります。

つまり、説明というのは「不必要な情報」をカットするだけで
格段にスッキリし「頭のいい説明」になるのです。

では「不必要な情報」とは、いったい何でしょうか?

それは話し手でなく、「聞き手にとって重要度の低い情報」のことです。

聞き手にとって聞きやすい「話の流れ」を考えた際、後回しにされる情報を言います。

これを「背景情報」と言います。

そして、背景情報は後回し、できればカットしてください。

それだけで話は短く、分りやすくなります。

具体的に言うと、例えば、IT企業のマーケティング系部署で、
業界動向をチエックするために展示会に参加した人がいるとします。

翌日、その展示会の様子を簡単に上司に報告することになりました。

こんな場面で「話が長い人」は、次のように話します。

昨日、、幕張メッセで開かれたITフェアに参加してきましたので、
そのときの様子を報告します。

ITフェアは今年で15回目の開催で、全体のテーマは「さらに、つながる世界」でした。

これが入り口の写真です。(パワーポイントで張り付けた写真を見せる)。

3日間開催されていて、私は2日目に行ってきました。

展示会全体は、モバイル、ネットワーク、ビジネスソリューションの3つに分かれていて、
モバイルのセクションに人が一番多かったように思います。

場内の様子はこんな感じです。(と、また写真を見せる)。

私が目新しさを感じたのは、XX社の新製品で、これなんですが(製品の写真を見せる)、
業界最小・最軽量で、初公開ということもあり、大勢の人がこのブースに集まりました。

実際に手に持った感じは「見た目より重いな」と。

でも、表面の加工とか質感は「いいなあ」と思いましたね。

あ、そういえば今年はYY社のブースが大きくて、逆にZZ社のブースが小さかったです・・・。

しっかり報告しているようですが「何を言いたいのか」見えてきません。

聞いていて、とても疲れます。

「必要な情報」と「不必要な情報」がごちゃごちゃになっているのです。

これを重要度の「高い情報」と「低い情報」に整理します。

そのときに自分が思いついた順番ではなく、相手が理解しやすい順番で話します。

田渕 裕哉

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