From : 田渕裕哉(2013/01/08 07:17:06)
おはようございます。今朝は静岡県伊東市からお届けしています。
昨日は淡路島から四国の讃岐に行き「うどん」を食べてきました。
そのあと、一気に静岡県の伊東市まで車で移動しました。
スカイリゾート伊豆高原というステキなところに泊まっています。
ブッダの教えのひとつに「小欲知足(しょうよくちそく)」
すなわち「欲を少なくして足るを知る」があります。
その考え方は以下のようになります。
「足ること(=満足とは何か)を知っている者は、たとえ地べたに寝るような生活を
している中であっても幸せを感じることができる。
しかし、足ることを知らない(=満足とは何なのかを考えていない)者は、
たとえ誰もがうらやむ大豪邸に住んでいても満足できない。
足ることを知らない者は、いくらお金持ちで裕福になったとしても心は貧しいままである」
これは投資やビジネスの世界にはリスクが伴うということを理解し、
それに立ち向かうために必要な考え方になります。
つまり最初に「自分はいくら損、得をしてもいいかを数字で決めておく」
つまり「自分が満足する金額、これ以上損をしたくない金額」
という限界値を決めておくということです。
株式投資の世界の「損切り」などが、その考え方になります。
さて、お金に執着すればするほど、その力から抜け出せなくなってしまわないように、
お金から離れてみることも大切です。
ブッダの教えに「無財の七施(むざいのしちせ)」があります。
お金がなくても世のため人のためにできる7つのことをまとめたものです。
1.眼施 優しいまなざしで接すること
2.和顔施 なごやかで穏やかな顔つき、笑顔で接すること
3.愛語施 あたたかく心にしみわたる言葉を与えること
4.身施 自分自身の労力で奉仕すること
5.心施 他の痛み・苦しみを自分のものとして感じ取ること
6.牀座施 電車の中で喜んで席をゆずるなどの小さな親切
7.房舎施 雨風をしのぐ場所を与えること
お金がなくても世のため人のためにできることは数多くあることを知っていると
お金に縛られなくなります。
逆にこの「七施」を実践する人はお金に好かれる人です。
田渕 裕哉
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