教える技術7.

From : 田渕裕哉(2013/03/03 07:12:36)

おはようございます。今朝はいい天気の千葉からです。桃の節句ですね。

花粉がきついですね。今日は東金の教会に行きます。
1週間の反省と新たな1週間の計画を立てる重要な日です。
ゆっくり、じっくり考える一日にしたいと思います。

私たちが部下に仕事を教えるのはなぜでしょうか?

答えは簡単です。その仕事ができるようになって欲しいからです。

そうであるならば、実は仕事を「教える」だけでは不十分なのです。

その理由は「知っている・できる」と「それを実際にビジネスに活用する」
との間に大きな隔たりがあることです。

多くのタクシーでは、シートに座るやいなや
「後部座席でもシートベルトを装着してください」
といった主旨のアナウンスが流れます。

私たちは誰でも自分でシートベルトをしていないと危険である
という知識も持っています。

それでも面倒だ、窮屈なのはイヤといった理由から、
一般道ではシートベルトをしない人がまだまだ少なくありません。

「望ましい行動」であると頭では分かっていても、
それを実践・継続することは、なかなか難しいのです。

「英語の勉強が続かない」「ウォーキングの習慣が続かない」
といったことも同様です。

「英語が喋れるようになる」「体重が減って健康的なカラダになる」
という成果を手に入れるために、その「行動」が必要だと分っていても、
ついついサボったり、楽なほうに走ってしまったりするのが人間なんです。

「でも、そこから先は本人の自主性の問題なのでは?」
そう考える方がいらっしゃることは十分理解できますが、
自主性というものは残念ながらきわめて不確かなものです。

部下が身に付けた「望ましい行動(=それをすることによって、
着実に成果が上がることが分かっている行動)をより多く、
より長く実践し続けることができるようにするには、
上司であるあなたのサポートが絶対に必要なのです。

そこまでできて初めて、あなたの「教える」というスキルは完成します。

明日からは「一流役員が実践している仕事の哲学」というテーマでお届けします。

お楽しみに!

田渕 裕哉

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