NLPを活用したコミュニケーション術3.

From : 田渕裕哉(2013/08/28 06:25:46)

おはようございます。今朝は曇りの札幌からお届けしています。
 
昨日は札幌でのセミナー直前にゲリラ豪雨を経験しました。
セミナー前に雨は上がりましたが、ゲリラ豪雨はスゴカったです!
セミナーは遠くからメルマガ読者も来てくださり、良かったです。
 
 
今日は、状況を整えてから質問する技術である「プリフレーム」をご紹介します。
 
プリフレームの「プリ」とは「前もって」という意味の接頭語で
「フレーム」は「枠」という意味です。
 
絵などを入れる額縁のことをフレームと言いますね。
 
従って、プリフレームとは「前もって枠(状況)の中に入れる」という意味になります。
 
平たく言えば「肯定的な先入観を持ってもらうこと」だと考えればいいでしょう。
 
例えば、あなたがある会社の課長だったとします。
 
そして上司である部長が企画したあるプロジェクトをあなたに伝えたとします。
 
現場のリーダーである課長であるあなたは、
部長が実現したい状態や達成手順などを誤解なく理解する必要があります。
 
そのとき「プロジェクトに関する質問をさせていただいてよろしいでしょうか?」
と言う前にプリフレームします。

 このようにプリフレームしたら如何でしょう?

 
「素晴らしいプロジェクトですね!ぜひ課のメンバーで協力して、
このプロジェクトを部長が思い描くイメージに沿って成功させたいと思います。
そのためには、部長が描いているプロジェクトをもっと深く共有していた方が
良いと思います。つきましては、プロジェクトに関する一連の詳しい質問を
させていただきたいのですがよろしいでしょうか?」
 
こんな風に言われた部長は「なんて熱心な課長なんだ」と思うのではないでしょうか?
 
1.まず、前もって、部長が省略・歪曲に関する受け取りやすい状況を先に設定する 
 
2.そして、一連の質問をする 
 
すると、質問することで、部長が「めんどくさい部下」という印象ではなく、
質問すればするほど「一生懸命な素晴らしい部下」に映るのではないでしょうか?
 
このようにプリフレームは、やり取りにおける適切で肯定的な先入観を
持ってもらうことを可能にします。
 
コミュニケーションの達人は、本題に入る前に、
本題が受け入れやすい状態を会話の中で作り出しているのです。
 
田渕 裕哉
 
 
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