お金とは何か?3.

From : 田渕裕哉(2013/09/11 07:27:13)

おはようございます。今朝は兵庫県の三田からです。いい天気です。
 
今日は三田にある企業の1日研修です。
実は、うちの長男の同級生が、この企業に入社しています。
大きい企業なので会えるかどうか、でも楽しみです!
 
 
表面だけ見ればお金はとても単純なものです。
 
形があって、簡単に数えられます。
 
精密につくられた1枚の紙や、キラキラ光る硬貨の場合もあれば、
コンピューター画面上の数値や、小切手に書かれた数字の場合もあります。
 
最も基本的な点は、お金は一つの「モノ」だということです。
 
しかし、それだけでは説明できない何かがあります。
 
例えば、こんな実例があります。
 
あるオークションに、およそ70人の身なりのいい人たちが集まりました。
 
競売人が100ドル札を掲げ、これから何が始まるかを丁寧に説明しました。
 
「入札は5ドルから始まり、価格は5ドルずつ上がります。
お札は一番高い値段をつけた人のものになります。
二番目だった方は何ももらえない上に、自分の入札金額を払わなければなりません。
そして皆さん、これは本物のお札です」
 
100ドル以下で落札できれば儲かるおいしい話です。
 
どうなったと思いますか?

 驚くべきことに、このオークション、

あっという間に入札価格は100ドルを突破し300ドルにまで達しました。
 
最後の2人の参加者の一騎打ちになり、その勝負がついたとき、
勝者は100ドル札を465ドルで買う権利を獲得し、
二番手だった人は競売人に自分の入札価格の460ドルを支払ったのです。
 
あきれた話ですね。
 
理性も知能もある人たちが、実際の価格の4倍を超える金額を支払うとは、
いったいどういうことなのでしょうか?
 
あなたは、これらの人たちはお金で苦労した経験のない、
世間知らずに違いないと思うかもしれません。
 
しかしそうではないのです。
 
最高の金融知識を持つ投資のスペシャリストや経済専門家だったのです。
 
お金がもし「モノ」だけの単純なものであれば、
なぜ、こんなことが起こるのでしょうか?
 
お金を見るとき、私たちは単純に「モノ」を見ています。
 
しかし、モノであるお金は「お金の物語」、
つまり「マネー・ストーリー」のすべてではありません。
 
物語全体が氷山ほどの大きさだとすれば、見えている部分はわずかであり、
目に見えない「心の問題」が大半なのです。
 
田渕 裕哉
 
 
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