人生のハードルの乗り越え方３．
From ： 田渕裕哉（2013/11/13 07:20:06）
おはようございます。今朝はいい天気の千葉からです。
今日は、親父と妻と一緒に、生まれたときから、息子のようにかわいがっていただいた
大好きな亡き叔母のお墓参りに行ってきます！久しぶりに従妹と会います。
親父も病気なので、久しぶりに遠出します。
前向きな人間が成功を収める理由は、自分の人生を決めるものは生い立ちでも運でもなく、
まさに「自分自身」であることを知っているからです。
しかしそれだけではありません。彼らは頭の中に大量の選択肢をもっているからです。
一つの方法で失敗しても、別の選択肢で簡単に前へ進めるわけです。
ホメロスの叙事詩『オデュッセイア』の中に、素晴らしく感動的な場面があります。
オデュッセウスの息子テレマコスが、父親は戦争から戻ってこないのではないかと心配します。
すると物語のヒロイン、女神アテナが彼をやさしく元気づけます。
「お父さんはこれ以上長く漂泊されることはないでしょう。
オデュッセウスが自由の身になると信じなさい。
お父さんはいつでも必ず道を見つけ出す方なのだから」
この言葉こそ強い意志を持つ前向き人間を適切に表しています。
このように考える人はいつでも必ず道を見つけ出します。
何度でもねばり強く試し、考察することを止めません。
そしてついにはその試みのうちの一つが効果を表わすのです。
ついにオデュッセウスは家に戻ります。
妻に言い寄る男を追い払い、無事に家族再会を果たすところは、
あらゆる文学の中でも屈指の帰郷シーンと言えます。
私たちも家族から「お父さんはいつでも必ず道を見つけ出す方なのだから」
と言われたいですね。
さて、白熱電球の研究課程でトーマス・エジソンは、
次から次へと実験を試みてみては失敗を繰り返していました。
骨の折れる実験が続いたある日、落胆している共同研究者にエジソンはこう言いました。
「シャックス君、われわれはまだ失敗してはいないよ。
ダメなものが何千もあるということが分かったんだ。
だから目指すものに、今までよりすっと近づいているんだよ」
この考え方こそが、人生のハードルを乗り越える唯一の方法です。
「トップに立つ者」という本の中で、トップに立つ者と一般の人々と
はっきり違う際立った特徴があることが書かれています。
それは「トップに立つ者は、まったく失敗について考えていない」とのことです。
田渕 裕哉
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