仕事を効率良くする方法5.

From : 田渕裕哉(2014/01/17 07:12:11)

 おはようございます。今朝は鎌倉からお届けしています。

 
昨夜から鎌倉にある企業の研修センターに泊まっています。
毎年呼ばれていますが、今日は一日、研修をさせていただきます。
受講生とは本当に一期一会で全力で接しようと思います。
 
 
仕事には「自分ひとりでやる仕事」と「他人と共同でやる仕事」の
2つしかないことを説明しました。
 
実はビジネスの現場で、この2つの仕事に使う時間の配分を調査すると
興味深い結果が得られました。
 
それは業種・業態・企業規模に関わらず、おおむね4対6の比率になるということです。
 
経営者や管理職、さらには営業職といった方々は、この比率が3対7とか
2対8とかになり、他人と共同でやる仕事のほうが多くなる傾向が見られますが、
全体の平均値を取ると、どこの会社も4対6くらいに落ち着くのです。
 
また、このこととストレスとの関係を調べると、さらに面白いことが分かります。
 
それは「自分ひとりの時間」が3割を切ってくると、忙しいとか、
時間が足りないと感じる人が急激に増え始めるということです。
 
または「仕事に流されている」とか「自分らしい仕事ができていない」
などという人も急増します。
 

 それだけ「自分ひとりでやる仕事」のあり方は、大きな心理的影響力を持ち、

それがひいては生産性の高低につながっています。
 
ですので「自分ひとりでやる仕事」に注目し、意識する必要があります。
 
ただ、もちろん仕事の6割を超える「他人と共同でやる仕事」
を軽視するわけにはいきません。
 
そこで、これを効率良く進める方法は
「『他人とのアポ』を取る前に『自分へのアポ』を先に取る」という方法です。
 
「1日の20%」の時間を「4週間先」まで「自分にアポイント」して、
重要な「自分ひとりでやる仕事」をする時間にあてるということを手帳で管理します。
 
これはパレートの法則も活用しています。
 
このように意識すると、他人からの不要なアポイントを排除することもできるし、
他人とのアポイントが入っていないと「仕事がない」と錯覚することもなくなります。
 
さらに他人とのアポイントがキャンセルされれば、その時間を利用して、
翌日以降に予定していた「自分ひとりでやる仕事」を前倒しすることも可能です。
 
これで、さらにパワーアップすることは間違いありません。
 
ぜひ、やってみてください。
 
田渕 裕哉
 
 
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