ビジネスに役立つ6つの考え方と法則4.
From : 田渕裕哉(2014/10/31 07:45:49)
おはようございます。今朝は雨が降ったり晴れたりの天気の千葉からです。
昨日は娘の働いている表参道のファッション・モールに行きました。
ちょうど、ハローウインで魔女のようなカッコでいました。
あとから「来てくれてありがとう!」というメールがきました。
今日も「問題を発見する力」についてのワークです。
あなただったら、どうするかを考えてみてください。
あなたは、ある課に属しています。
その課は、運よく業績が好調で結構難しいと思われていた今期の目標を達成しそうです。
でも残念なことに、そのせいで、課全体に緊張感がなくなり、雰囲気がたるんできました。
もう目標を達成するのだから、あまり無理しなくても大丈夫という感じです。
あなたは、この雰囲気はよくないと感じています。
課の人の中には、ビジネスは結果なので、目標さえ達成していれば、
少しゆっくりしてもいいという意見が多いです。
あなたなら、どうしますか?
さて、考え方はたくさんありますので、正解はありません。
目標が達成していない場合は、そのことが問題になりますが、
目標が達成して、まだ時間がある場合、さらに高い目標を立てることができます。
これを目標の再設定と呼びます。
つまり、現状の目標からあるべき姿をさらに高くします。
これは「見える問題」「見えない問題」に続いて「作る問題」と呼んでいます。
例えば、目標体重まで頑張ってダイエットした、とします。
そこで、目標にたどりついたから良い、と設定するのか、
それとも、もう数キロ頑張ろうとするのかで、その後の計画も異なります。
新たな目標を設定することで、現状とのギャップが発生します。
すると新たな問題が発生するわけです。
目標を達成したとしても、満足せず、新しい目標を設定してくれる
リーダーがカッコいいと思いませんか?
リーダーは問題を自ら作る仕事をしなければならないのです。
すでに見えている問題を上手に処理するリーダーは半人前で、
見えない本質的な問題を解決した上で、自ら問題を作り出すことで
初めて一人前のリーダーと言えるのです。
その新しい問題を作り、それを伝えるときには、コミュニケーションも大事です。
今まで頑張ってきたのに、さらに頑張れと言われても腑に落ちない可能性があります。
そこでこのように言います。
「皆さん、よく頑張りました!社内でも注目されています。
せっかくここまで頑張ったので、全支店で1位を目指しましょう」
最後に問題がいくつかあった場合は優先順位を考えてください。
例えば、目の前で機械から煙が出ていたら、どうして出るのだろう?
と見えない問題を考えている場合ではありません。
まず、見える問題を解決してから、見えない問題に向かいます。
田渕 裕哉
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