From : 田渕裕哉(2019/03/09 06:31:52)
2019年3月9日(土)
おはようございます。今朝も松山からです。
人生の目的は、あなたの魂をできるだけすぐれたものにすること。
昨日の続き。
個人的には、フロイトが間違っていて、アドラーのほうが正しい。
とか、そういったことは重要ではないと思っています。
アドラーは、心理学というよりは「こうしたほうが人生良くなるじ
という立場を貫いていると思います。
現実にどうこう、より「活学」を大事にしているんですね。
なので、両方の視点を持ったその上で、アドラーの立場を取ったほ
エネルギー的には良い、というのが私の考えです。
アドラーは「過去に対して新しい意味付けを行なう(=再定義する
ということを言っています。
「昔、こんな嫌なことがあった、それが原因で、今はこんなことが
これがフロイトです。
フロイトの立場は、過去に悪いこと(エネルギー的にマイナスなこ
それは「悪いこと(マイナス)」として考え続けます。
一方で、アドラー的な視点では「昔、こんな嫌なことがあった、
しかし「そのおかげで」こんな学びを得て、今はこんな良いことが
というふうに、たとえ悪いこと(エネルギー的にマイナスなこと)
「今、ここ」という視点から過去を再定義することで、
エネルギー的にプラスに変えることができるのです。
すると、どうなるかというと、過去の自分から、時空を超えて
エネルギーをもらうことができるのです。
要するに、過去に囚われて悩んでいるのは、脳の一部(正確には後
にエネルギーを集中させているということで、正しくエネルギー循
起こせていないということなのです。
逆に、過去が応援してくれると「今」に全エネルギーが集中するよ
エネルギーが一気に上がるのです。
アドラーは、フロイトの言う過去(原因)→今(結果)という関係
今(目的)→過去(原因)の順番だと言います。
例えば、幼少期にいじめられていたせいでコンプレックスを抱いて
そのせいで人とうまく接することができない、という人がいたとし
これはフロイト的な考えで、アドラーはこれをどう捉えるかという
そもそも人と接したくないという「目的」が先にあって、
その目的を達成するための手段として「幼少期の経験(原因)」を
使っていると考えるのです。
明日に続く。
田渕 裕哉
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