独自性の発見1.

From : 田渕裕哉(2021/08/15 08:01:12)

2021年8月15日(日)
おはようございます。今朝も雨の千葉からです。

天才の思考プロセスは思考の整理整頓にあった。
1. 状況把握 2. 視点導入(客観視点や多方面な視点を入れる)
3. 課題設定(この中で何が最も大切なのか?)
忙しいから整理は後回しというのは逆で、仕事の効率を上げる為に先に整理する。

消費者心理の専門家によれば、選択肢の海でわたしたちは頭がおかしくなりかけている。

キャロム・ムーグ博士は語る。

「選択肢がありすぎて、おまけにすぐに何でも手に入れて楽しむことができるので、
子どもたちは(おとなもですが)、いつまでも幼児のままです。

マーケティングの側から見れば、人々は関心を払うことをやめ、
フォアグラ用のガチョウのように太って疲れており、意思決定能力を失っています。

それで引きこもって過剰な刺激から身を守ろうとする。彼らはうんざりしているのです」

ふつうなら選択の幅は広いほうがいいと思うだろう。

だがムーグ博士が言っているように逆効果になることもある。

選択肢が多すぎて、買う気がそがれるのだ。

自社の独自性を無視して、万人向けになんでも提供しようとすると

たちまち同業他社との違いが薄れてしまう。

 

競争相手のせいで影が薄くなり、自社の独自性を確立できなければ、いつまでも
弱小企業のままだ。分裂の法則でカテゴリーが拡大すると、皮肉なことが起こる。

どの企業もブランド化に努めているにもかかわらず、
商品はじわじわと、どれを取っても同じになるのだ。

言いかえれば、うまく差別化できる商品はどんどん減っていく。

消費者から見れば、そういう商品は、ただそこにあるだけの「場所とり商品」。

何か独自な意味があるわけではない。消費者は聞く。

「あなたは何を提供するのか?ほかの商品とどう違うのか?どう優れているのか?

なんらかの価値を提供して、わたしをいい気分にしてくれるのか?

ほかの商品とどう差別化しているのか?」

田渕 裕哉

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