誰にも負けない努力34.

From : 田渕裕哉(2021/10/24 06:30:55)

2021年10月24日(日)
おはようございます。今朝は新潟からお届けしています。

「何を頑張る」ことが自分にとって本当の目的、目標か?
自分の価値観に合っているか?を選ぶことは「頑張る」ことよりも重要である。
そこが違うと間違った努力を続けてしまうからだ。
自分自身について「悟り」、自分の本来の道を「明らかに」しよう

新しいチャレンジをするときは、自分が自信のあるもの、自分が理解できる
もので行えば、つまりつないで石を打っていけば、切られることはない。

自分の目ができていれば、その延長戦上で打ってさえいれば、
大きな陣地はとれないかもしれないけれども、打った石を失うことはない。

ところが、自分の目はできていても飛び石を打てば切られてしまって、
十個も二十個も打った石が全部取られてしまう危険性が出てくる。

飛び石は打つなということであり、自分の得意技に引き込まなければなりません。

ところが、第二電電をつくったときはまさに飛び石でした。

第二電電は、京セラの事業とはまったく関係がない、
技術のつながりも何もない電気通信事業です。

「飛び石を打ってはならん。それは非常に危険だ」と自分で言って
きたわけですが、このときだけは自分の決めた掟を破りました。

 

そして、当時の電電公社(NTT)に対抗して
第二電電というものにチャレンジしようと決意しました。

それは他のファクターがあったからです。

正しい競争の中で正しく公平な価格が生まれる。

これは自由経済の原則です。

誰かがやってくれると期待していましたが、誰も手をあげない。

当時の電電公社はたいへん強大な会社であっただけに、下手に立ち向かって
喧嘩を売ると自分が潰されてしまうと思い、みんな手を出さなかったのです。

その中でも京セラだけでも挑戦して、正しい競争の下、
通信料金が安い社会にしていきたいと思って手をあげたわけです。

やむにやまれず、社会のために、世のためにという一点です。

チャレンジは大切ですが、無謀なチャレンジはいかんと私は今でも思っています。

田渕 裕哉

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