From : 田渕裕哉(2022/04/18 08:00:24)
2022年4月18日(月)
おはようございます。今朝はいい天気の千葉からです。
現代社会の必須スキルとして「要約力」がある。
正しい要約は「収集」「整理」「伝達」の3ステップ。
伝達のノウハウとして、1. 前置きは最小限に。
2. 話の「幹→枝→葉」の順で話す。まずは全体像から、
そして詳細情報として枝や葉。枝や葉も必要最小限にするとよい。
スポーツの世界で「スランプ」という状態がある。
考えれば考えるほど迷いが出て、不振を抜け出せなくなる絶不調が
そこから脱出の奥の手だということは、あらゆるスポーツ、
あらゆるジャンルの仕事に共通していえることだ。
名選手は、たいてい「来たボールを打つだけだ」という心境になっ
その泥沼を抜け出すのである。
考えることが必要なのは、むしろ幸運のときだ。
好調なときに浮かれると図に乗っている状態になり、反省のチャン
そのために失敗やミスが多くなり、
災いを招くことになるというのが「好事魔多し」である。
すべてが順調に進み、脳がウキウキワクワクしているメンタルヴィ
のときこそ自分を反省し、問題点をチェックし、頭を冷やす。
脳がヒートアップしたときに反省というカームダウンが必要になる
脳というスーパーコンピュータは予知・予感を実現するために全力
その予知・予感が自分の望むものであろうとおかまいなしだ。
しかし、それでは困る。天才ではない私たち凡人の予知。
予感は実現したら困るものばかりでる。
だからイヤな予感や悪い予感は、
よい予感やよい予知に書き換えてしまわなければならない。
昔の人は「自分が死ぬ夢は、いいことが起こる前兆である」といっ
また縁起の悪いもの、たとえば霊柩車などに出会うと
「ツルカメ、ツルカメ」と呪文を唱えるお年寄りが最近までいた。
自分が死ぬ夢は、どう考えたっていいことが起こる前兆などではあ
最悪最低の夢だ。
しかし「いいことが起こる」といい伝えることで
イヤな夢を見たあとの悪い気分を、よい予感に変えようとする。
霊柩車にすれ違うと、たいていの人はギョッとする。
扁桃核が「不快」になり、マイナスイメージ、マイナス感情が発生
そこで「鶴亀」という縁起のいい呪文を繰り返し、
扁桃核の「不快」を「快」に切り換えようとするのである。
田渕 裕哉
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