毎日が小さな修行6.

From : 田渕裕哉(2023/03/04 06:39:40)

2023年3月4日(土)
おはようございます。今朝もいい天気の千葉からです。

独学とは、誰かが書いた本を学ぶことではなく、自らが立てたテーマ(問い)を
追求していくためにしていること。「あなたは何のテーマを追いかけているのか?」
「問い」のないところに「学び」はない。
そして「問い」を生み出すのは「好奇心」と「情熱」と「出会い」

自分の中で「何時までに終わらせる」という区切りを決めて、
その時間まで精一杯、一心不乱に自分の力を出し切りました。

そういう小僧の頃からの積み重ねが千日回峰行に反映されたと思います。

「一時間でやってください」といわれても、一時間を越えてしまう人もいます。

中には一時間半かけてゆっくりとやってくる人もいます。

しかし私は、一時間といわれた中から、どれだけ時間を短縮して、
相手が喜ぶ質の高い仕事ができるかを考えました。

そして予定より十分でもニ十分でも早く帰ってきたら、
先輩の許可を得て、短縮できた分を自分の学習の時間に当てることができました。

ホラ貝の練習をしたり、勤行の技術を高めることに使ったのです。

その結果、勉強もできて技術も高まりました。

やる気一つですべてが相乗効果となって、全体がそういう雰囲気になり、
自分の置かれている環境も良くなるのです。

ですから、与えられた環境の中でいかに妥協せずに一日を過ごすかだと思います。

「妥協できるとしても、我慢して妥協しない」。

この徹底的に追い込む考え方と「ぼちぼち」という考え方。

この二つのバランスが今の私をつくっています。

それが千日回峰行にも反映されましたし、行を終えてからの
一日一日の過ごし方にも良い影響を与えています。

皆で今、慈眼寺の庭をつくっています。

そのときに、リーダーが「まず一時間やって、それからしばらく休憩して、
また一時間。午前中は二時間で仕上げよう。

早く終わったら体を休める時間にしよう」というように
仕事の段取りを決めてはじめると、皆集中して、非常に効率よく進みます。

どちらにしてもやらなければならない仕事は、明るく、楽しく、
そして皆の体に負担がないようにやったほうがいいのです。

そういうリーダーの采配によって、やる気や仕事の精度も変わってきます。

明日に続く。

田渕 裕哉

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