老子から学ぶ生き方の知恵7.

From : 田渕裕哉(2010/10/17 07:14:10)

おはようございます。
稲刈りが終わった田んぼに白鷺がたくさん来ています。

老子三十二章に「樸は小なりといえども、
天下能く臣とすることなし」とあります。

これは「好きなことをやれ。人に使われなくてもよい。」
という意味だそうです。

樸(ぼく)、すなわち、山から出されたままの皮がついている
やせ細った木は、なんの用も足しません。

用をなさないということは、人に使われないことを意味します。

世の中の人が、家来とか、下僕として使われなければ、権威者の
いいなりになって、卑屈な思いをして、生きなくてもよいのです。

これは、自分自身の内側にも当てはまります。

 

働くことは、大いに讃美されるべきでしょう。
しかし、もし食べるために、いやいやしなくてはならない労働を
しているとしたら、それは、できるだけ避けたいものです。

金のためにだけ、面白くもないことを、召し使いのようになって、
汗水たらして辛苦している人生が、なんの意味があるのでしょう。

それは、自分自身の脳に囚われている状態ではないか。
脳のいいなりになっているのではないか。

社会の適応能力があれば、それに越したことはないが、仮に適応能力が
なくても、それはそれでいいではないか。と言っているのです。

その方が、自分の本質の生命を表現して、自主的に生きられる、
とも言っているのです。

老子は、自分の外側からも、そして内側からも
自由になることを問いているのです。

明日からは「無意識に支配されない方法」というテーマでお届けします。
お楽しみに!

田渕 裕哉

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