From : 田渕裕哉(2011/01/01 07:00:00)
おはようございます。新年明けましておめでとうございます。
今朝は、朝から東京の広尾にいます。
今年も、どうぞよろしくお願いします。
分かりやすい話をするには、どうしたらいいと思いますか?
実は、分かりやすさを決めるのは、話し手ではなく、聞き手です。
ですので、答えは自分にはありません。相手にあるのです。
いくら自分が分かりやすい話をしたと思い込んでも、
相手が分かりにくいと思えば、
それは分かりにくい話になってしまいます。
話し手は気付いていませんが、「自分目線」で考えて、
自分の思い込み、独りよがりな考えで話してしまう人がほとんどです。
相手がどう思っているのか?その説明で本当に分かるのか?
という相手の立場に立って話をしていない、
つまり「相手目線」には、まったく思いが至っていません。
実は、聞き手にとって分かりやすい話とは、聞き手の知識や経験と、
うまく結び付けられたとき「なるほど感」を感じ、
その感覚が、分かりやすさを感じさせるのです。
この結び付けは、与えられた情報と自分の知識・自分の経験が
近いもの同士のほうが、当然容易になります。
しかし、かけ離れているものだと、聞き手にとって「なるほど感」がなく、
分かりにくくなってしまいます。
これを解決するスキルは「たとえ話」を使うことです。
このとき、相手の目線を意識した「たとえ話」を入れるのです。
伝えたい情報と相手の知識・経験に結び付けるのではなくて、
例え話を相手の知識・経験に結び付けるように意識して話すのです。
例えば、コミュニケーション・スキルを伝える場合、そのスキルが、
聞き手の生活の中で活用できると具体的にイメージできたとき、
分かりやすさを感じてもらえるのです。
田渕 裕哉
あなたの大切な人に、
このメッセージを転送してください。
多くの人が幸せになりますようにお祈りしています。
毎朝8時の無料配信を直接ご希望の方は、
お名前とメールアドレスを下記まで
お送りください。 ⇒ ask@dc-group.co.jp
どなたでも無料で登録できます。
ありがとうございます。
カテゴリー
アーカイブ
コメント