From : 田渕裕哉(2011/02/11 07:32:00)
おはようございます。千葉の朝は少し雪が降っています。
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何かを考えるとき、無意識に思い込んでいることに気付かない場合があります。
その一つが原因と結果を取り違えることです。
にわとりーたまごの因果関係を単純な因果関係と錯覚してしまうこともあります。
そして、この錯覚を起こすと、原因を取り除いたつもりでも、
実際には期待した効果がまったく表れないことがあります。
例を挙げて説明しましょう。
中学2年生の男の子を持つ母親が悩んでいて、友人にぐちをこぼしています。
「学校で隠れて、たばこを吸っているらしいのよ。
3ヶ月前に担任の先生に呼び出されて初めて知ったの。
なぜ、たばこなんて吸ったのって聞いたら、ちょっと興味半分で・・・って。」
「まあ、男の子だからそんなことも1度くらいあるかなって、そのときは思ったんだけど、
その後も何回か吸っているところを先生に見つかったらしくて。
きっと、付き合っている友だちに影響されたんだと思って、
その友だちと付き合わないようにさせたのよ。
でも、それでやめるだろうと思っていたら、
この間また吸っているところを見つかったの。頭が痛いわ。」
さて、このケースでは、母親は息子の喫煙の原因は
付き合っている友人だと考えているようです。
もちろん、付き合っている友人の影響で(原因)
息子が隠れて喫煙するようになった(結果)ことも考えられます。
しかし、もともと本人が喫煙癖のある子ども
(例えば父親の影響やなんらかの強いストレス)だから(原因)、
同じ嗜好を持った友人を引き寄せた(結果)という可能性もあります。
母親は自分の息子のせいにしたくないので、このような考えが浮かばないのです。
田渕 裕哉
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