つながりを求めて５．

From　：　田渕裕哉（2011/04/15 07:52:13）

おはようございます。いい天気の千葉からです。
今日は震災から１ヶ月以上ぶりで私の通っているスポーツジムが再会します。

すべては、つながっていて、相手の喜びが自分の喜びになり、
相手の悲しみが自分の悲しみになるのは、誰でも持っている感覚ではないでしょうか？

現代社会の枠組みが競争社会を築いているため、分離が起こっていて、
そのつながりを感じさせないようになっているため、気付かないだけなのです。

私たちが本来持っているつながりの感覚を思い出し、取り戻すために、
ぜひ、目をつむり、心を無にする瞑想をしてみてください。

そして瞑想において重要な役割を果たすのが「呼吸」であり、空気とのつながりです。

今日は、この「呼吸」についてお話します。

よい瞑想ができるかどうかは、呼吸法にかかっているといってもいいでしょう。

鼻から吸って、鼻から吐くのが基本です。

 

ヨガでは、大気中、あるいは宇宙の中に、
プラーナという生命エネルギーが満ちていると考えます。

この宇宙には創造的な愛と調和のエネルギーが満ちていて、
そのエネルギーがプラーナだとイメージしてみてください。

呼吸は基本的に、何か嫌なものを忘れたり、
何か執着があるものを手ばなしたりするときに、
ゆっくりと息を吐きながら、イメージして、その悪いものを外に出します。

身体中のネガティブな感情やとらわれを全て流して魂を浄化させます。

そして息を吸うときに、イメージして大気中にある神聖なエネルギーである
プラーナを身体一杯に吸い込み、全身に流れるのをイメージします。

これを繰り返すのです。

そもそも普段の私たちは、とても浅い呼吸になっています。

常に何かに追い立てられているような忙しい毎日では無理はありません。

ときには意識的に深呼吸するという習慣も持ちたいものです。

良い呼吸は、誰でも簡単にできるお金のかからない最高の健康法です。

田渕　裕哉

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