マナーの考え方3.

From : 田渕裕哉(2011/04/20 06:52:40)

おはようございます。
今朝は大阪からです。企業研修2日目です。

マナーと言えば、思いつくのが「敬語」だと思います。

相手が自分より上で、相手を敬う「尊敬語」や、
自分を下げることで相手を敬う「謙譲語」。

そして相手に良い印象を与える「丁寧語」などがありますが、
皆さんは「最高の敬語」をご存知ですか?

最高の敬語とは、相手に決定権を持たせる言い方です。

命令形ではなく、疑問系で話すことです。

決定事項として相手にお願いすると、抵抗を感じることがありますが、
疑問系で言えば、まずトラブルになることはなく、相手も優しく応えてくれます。

例えば、水をとって欲しいとき、「ちょっとそこの水をとってください。」

これだと相手は「自分でやってよ。」となるかもしれません。

これを疑問系でお願いすると、・・・

 

「ちょっと、そこの水をとってもらえますか?」となり、この言い方だと、
相手も「はい、いいですよ」と言いやすくなります。

最高の敬語は、相手に決定権を持たせるように疑問系で言うことです。

ぜひ、やってみてください。

さらに、言葉をきちんと添えると最高の敬語になります。

例えば両手で相手の名刺を受けることが正しいですが、
もし片手で受けてしまった場合、「片手で失礼します」と言えば敬語になります。

また名刺は、自分から先に渡すほうが、正式なマナーですが、
相手の名刺を先に受け取ってしまった場合も焦ることはありません。

そのときも「お先に頂戴いたします」と言葉を添えれば、敬語になります。

日本人は言葉を添えません。

だから悪気はなくても相手に悪印象を与えてしまいます。

「あなたのことは大好きですよ」とか「いつも感謝していますよ」
などの言葉を添えるだけで、相手に与える印象度は最高に良くなると思います。

言わなくても分かっているではなく、言葉にして伝えてみてください。

田渕 裕哉

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