してはいけないことの意味1.

From : 田渕裕哉(2011/06/20 07:08:20)

おはようございます。1週間の始まりです。
今日は昼は静岡、夜は名古屋で無料セミナー開催です。

旧約聖書の出エジプト記の20章に「十戒」が書かれています。

「モーセの十戒」で知られるこの戒めは、
クリスチャンではなくてもご存知かもしれません。

ここには、ある戒めは「してはいけないこと」であり、
またある戒めは「積極的にすること」を勧めるものです。

例えば「あなたは姦淫してはならない」は「してはいけないこと」の戒めであり、
「あなたの父と母を敬え」は「積極的にすること」を勧める戒めです。

人は自分の生活の中に悪い行為を持ち込まない、
すなわち「してはいけないこと」を守るだけで、
正義の度合いを測ろうとしてはいないでしょうか?

人生の目的が、すべて受身であれば、どれでも構わないでしょう。

しかし人は、自由に自分で積極的にすることができる「自由意志」を持っています。

 

私は「作用するもの」という言葉を使いますが、
人は「作用されるもの」ではなく、「作用するもの」なのです。

実は、「作用するもの」の観点から考えると、
「してはならない」という言葉の裏には
「しなければならない」という意味が込められているのです。

単に両親を疎んじなければそれでよいというものではありません。

私たちは、積極的に両親を敬わなければならないのです。

また、姦淫をしないということだけでは不十分で、
私たちはもっと積極的になって、清い身体や、純粋な心、
だれのとがめも受けない思いを持つようにすることもできるのです。

「人を殺してはならない」という言葉の意味の裏には
「人を殺さなければいい」ではなくて、例えば、積極的に人を愛し、
ほかの人が、人を殺すようなこともしないように導かなければなりません。

人を殺さないということは、自分自身も大切にして自分の命を守り、
そして、安全にして生き長らえるように
自分にも人にもよくすることが含まれているのではないかと思うのです。

田渕 裕哉

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