From : 田渕裕哉(2011/07/05 07:24:30)
おはようございます。今朝は快晴の千葉からです。
松宮氏のトータル・ビューティー・アカデミーが開催中です。
昨日は、鹿児島で開催されました。今日は福岡で開催されます。
7月9日(土)は名古屋で開催されます。田渕も参加します。
興味のある方は tabuchi@dc-group.co.jp まで。詳細を連絡します。
昨日は国は本当のことを言えない可能性があることを述べました。
福島第一原発の事故に関する研究者や政府の発表を知ると、
大変疑問に感じてしまうことがあります。
もはやウソをついていると言ってもいいレベルです。
これらのことに関して、国民が関心を持ち、
正しい知識を得ようとしなければ、
延々と騙され続けてしまうことでしょう。
放射能被爆には2種類あります。外部被爆と内部被爆です。
外部被爆は身体の外側から被爆してしまうことです。
放射性物質に近づいたり、放射線を浴びるなどで被爆します。
単位を覚えていただきたいのですが、
人は7シーベルトの外部被爆で完全に死に至ります。
2.5~3.0シーベルトで被爆した半数が死にます。
1.5~2.0シーベルトだと死ぬ人が出る、というものです。
これは直接の外部被爆の数値として覚えておいてください。
事例として調べてみると、
東海村JCO臨海事故では2名の作業員が外部被曝で亡くなりました。
一人は推定16シーベルトを浴びて83日後に死亡。
もう一人は推定6シーベルトを浴びて211日後に亡くなっています。
推定1シーベルトを浴びた作業員は骨髄移植を受けて回復し、
生存しています。
また、一般の人が1年間に浴びても健康に差し支えないとされているのが
1ミリシーベルトです。
しかし、政府はそれを20ミリシーベルトまで上げました。
この数値は、レントゲン技師など放射能を扱う業務の人に
設けられた数値と同じなのです。
さらに現在、原発で事故処理にあたっている作業員に関しては、
当初は220ミリシーベルトだったのを、
緊急時という理由で250ミリシーベルトまで上げてしまいました。
何を根拠にして、
ここまで危険な数値に基準を上げてしまうのかが不明なのです。
数値を上げても健康に支障がないという明確な説明がなされていないのは、
本当に問題だと思います。
皆さんは、どう思いますか?
田渕 裕哉
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