マズローをビジネスに活用する6.

From : 田渕裕哉(2011/07/16 06:58:17)

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マズローの欲求5段階説を顧客に対して意識してみましょう。

底辺の生存の欲求を満たすというのは「顧客の期待を満たすこと」ということです。

ほとんどの企業では、このピラミッドの最下層にある
基本的な顧客満足を達成することだけに時間をかけすぎています。

単に顧客満足をつくり出すだけでは、モノやサービスがあふれ返っている市場の中で
顧客を惹きつけられるとは限りません。

顧客の「欲望」を引き出すことこそが、他社との違いをつくり出す方法になります。

欲望が満たされた顧客は、リピートする確率が高く、口コミを広めてくれるのです。

フェデックスのフレデリック・W・スミス社長は、このピラミッドの頂点について
「我々が販売しているのは輸送サービスだと考えていたが、
実際には心の平和を販売していた」と述べています。

ほとんどの会社は「本当は何のビジネスか?」を知りません。

 

ほとんどの会社は、顧客の「潜在的な欲求」を探すことなど、めったに考えません。

せいぜい顧客の具体的な希望を聞くことをするくらいです。

しかしアップルやハーレーダビッドソンなどの企業は、
顧客に自己実現体験をつくり出すことに成功し、ブランド化しました。

つまりドラッカーが言う「あなたが従事しているのは何のビジネスか?」
を明確にすることが重要なのです。

アップルの目標は「販売という基本的欲求だけでなく、
もっと高次の所有の欲求に応える店にできないだろうか」であり
「もっと自己実現できるように、もっとマッキントッシュを活用させたい」でした。

スティーブ・ジョブスは当初の事業構想としてパソコンを「心の自転車」と表現し
「これまでになかった自由な探索を可能にする」ものだと主張していました。

ハーレーダビッドソンのオーナーズ・グループは、
ハーレー愛好家の個性発揮や所属の欲求に応えています。

そして「仲間と一緒に自己表現」する機会をつくっているのです。

田渕 裕哉

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