From : 田渕裕哉(2011/08/07 07:12:42)
おはようございます。今朝も快晴の千葉からです。
我が家の畑(農園)で、5年前に植えた「獅子ゆず」が今年初めて実をつけました。
見たことがありますか?今は夏みかんくらいの大きさで緑色です。
秋になるとグレープフルーツ大の大きさの黄色の実になるようです。
上杉鷹山のエピソードをご紹介します。
宮崎の3万石の小藩出身の鷹山は上杉謙信を源流とする名門の米沢藩に養子で入り、
藩主として改革を成し遂げるのですが、当時の米沢藩は会社に例えると、
倒産寸前のガタガタの状態でした。
鷹山は、弱冠17才のときに藩主になり、若手の幹部と協力して改革を進めます。
いつの時代も、どこの組織でも改革には強い反発が起きます。
特に変化を嫌うベテラン、忙しい中堅、勇気のない若者が改革の行く手を阻みます。
鷹山は最初「すべてが死んでいる」と表現しました。
土地が死んでいる。家が死んでいる。建物が死んでいる。山・川・空気が死んでいる。
何よりも人の目が死んでいる。心が死んでいる。
「本当に改革などできるのだろうか?」と愕然とします。
そのとき、たまたま目の前にタバコ盆がありました。
タバコ盆を見ていると、中に一つだけ火種が残った小さな炭がありました。
その火種を見ながら、新しい炭を一つ持ってきて横に置きます。
そして息を吹きかけます。
しばらくすると消えかけた火種が火の勢いを増すとともに、
新しい炭に火が移り、新しい火種となって燃え始めました。
鷹山は、これだ!と思いました。
「米沢の地は燃え尽きた灰のようになっている。
みんなの心にあるはずの炭が完全に燃え尽きたかのように見える。
一見すると、やる気のない、湿った、ぬれた炭になっているかもしれない。
でも自分自身がまず、火種になって、一生懸命一人ひとり、
ていねいに火をつけていけば、必ず燃え広がっていくだろう。」
そして改革に成功しました。
鷹山がやったことは、まず自分の心に火をつける、すなわち情熱の火を燃やしました。
それを一人ひとりにつけていくことでした。
しかも粘り強く。情熱は伝染するのです。
誰もが心の中に火種を持っています。炭があるということです。これを信じるのです。
そして他人や環境のせいにしないで自分の心に熱い火をつけるのです。
これがブレイクスルーの秘密です。
明日からは「プラスの気」というテーマでお届けします。
お楽しみに!
田渕 裕哉
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