プラスの気5.

From : 田渕裕哉(2011/08/12 06:56:44)

おはようございます。昨日から会社はお盆休みですが私は大宮にいます。

昨日たまたまテレビで高校野球を10分ほど見ていました。
丁度、海星高校のエース牧瀬選手が足を痛め、降板する場面でした。
無安打に完璧に抑えていたエースが予期せぬアクシデントです。
人生を感じました。逆もあります。つまり予期せぬ幸運も有り得るのです。

今から20年ほど前、アメリカのある保険会社の社長が
経営コンサルタントと相談してユニークな実験を行ったことがありました。

セールスマンを50人ずつ、AとB、二つのグループに分け、
Aグループには「3ヶ月以内に全員ノルマを達成しろ」とだけ伝達し、
Bグループには「3ヶ月以内に全員ノルマを達成したら、
ご褒美にフロリダへバカンスに連れていってやる」と伝達しました。

その結果、Aグループの中にはノルマが達成できなかった
人間が半数近くいたのに対し、Bグループは全員ノルマを達成。

おかげで、Bグループのセールスマンたちは、
全員、フロリダでのバカンスを楽しむことができました。

これは、職場の人全員が同じミッション、つまり使命や目標を共有し、
なおかつ強くイメージしながら仕事に取り組めば、
そこに一本の大きなプラスの気のエネルギーが生じるため、
望ましい結果が得られたのだと思います。

 

ところが、伸びない会社には、この一本の大きな気というものがありません。

壁に「今月の目標売り上げは○○万円」と大きな紙が貼ってあっても、
各自、考えていることはバラバラ。

Aさんが「今度の昇進試験は、ぜひとも合格してエリートコースに乗りたい」
と考えようものなら、その隣りでBさんが「次期社長は専務という噂だから、
今のうちに専務に取り入っておこう」と考える始末。

意思統一がされていなかったり、各自のエゴが出てしまうと、
エネルギーが分散してしまい、目標達成に向けて、
一点集中できなくなるというデメリットが生じてしまうのです。

そこで、あなたが音頭をとって
「この仕事を通して、世のため、人のために貢献できる」とか
「この商品を売ることで、お客様に喜びを提供することができる」と言って、
やる気を高めたり「成功したら、みんなで温泉に行こう!」と言って、
一つの方向にエネルギーのベクトルを集結させることができれば、
あなたの職場の雰囲気は、間違いなく良くなります。

田渕 裕哉

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