From : 田渕裕哉(2011/08/17 07:33:40)
おはようございます。今朝は涼しいさわやかな軽井沢からです。
セミナーのため、昨日から軽井沢に入っています。気持ちいいです。
いよいよ開催が来週に迫って来ました。無料セミナーのご案内です。
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今日は内容が深いので何度も読み返してくださいね。
完全で完璧で万能な潜在意識の立場から見て、一つの大きな悩みが存在します。
「完全で完璧で万能な潜在意識に悩みがあるわけがないじゃないですか?」なんて、
叱られそうですが、これは私たちの個、すなわち、それぞれの顕在意識の有限の視点で、
私たちが捉えることのできないものを理解する助けとして使っている一つのたとえ
ですのでご理解いただきたいと思います。
逆に、このたとえも固定化して捉えないように注意してくださいね。(笑)
では「潜在意識」の悩みとは何でしょうか?
それは、「潜在意識は、潜在意識自身を認識することが困難だ」ということです。
自分の顔を認識するのには、「鏡」という反対を見ることで認識できます。
しかし、無限の存在であり、分離がなく、『ひとつ』である潜在意識には、
自分を映す対象がないので、あえてそれを作る必要があったのです。
人間とは、非常に特殊な役割を持つ存在です。
例えて言えば、潜在意識が、自らを認識するためにあえて不自由な制約を自らに課し、
自らを認識するためにわざわざ「物差し」を作って、それを持つことによって
「本当の自分」を知るという、前代未聞なことをしている存在なのです。
光は、自分が光そのものであることを認識するために、あえて対象物をもうけ、
その遮られた後に写った影を見て、初めて自分が光であったことを認識します。
人間の肉体と心は、まさにこの対象物でもあり、
この私たちの住む、物質世界で、さまざまな影を自ら作り出しています。
同時に「時間」という名の物差しを、自らの実在を知るために持って生きています。
実在の世界では、永遠の「時」だけが存在しています。
しかし、それでは自分を認識できないので、
その「時」に過去・現在・未来という「間」を作ったのが「時間」という概念です。
真実は「今」の心が捉えた「過去」があって、今の心が捉えた「未来」があるだけで、
「今」この瞬間の連続にすぎません。
田渕 裕哉
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