人を気持ちよく動かす方法1.

From : 田渕裕哉(2011/12/19 06:21:51)

おはようございます。おかげさまで今日、退院します。
日頃忙しいので、ゆっくり過ごせた時間は貴重でした。
でも、早くいろいろやりたいとウズウズしています。
今週は、クリスマス!心に愛を持って働きたいと思います。
心理学の言葉で「返報的反応」という言葉があります。
こちらが相手の話を積極的によく聴く姿勢を示せば、
相手も同じように応じますが、批判や罵倒をすれば、
相手も黙っていないという意味です。
この人間の心理的な傾向をよく理解して、
互いに「WIN/WINの関係」を築こうとすることが、
コミュニケーションにおける基本的な心構えです。
では、そのためのアプローチとして、
まずは「選択理論」を考えてみましょう。
これはアメリカの精神科医ウィリアム・グラッサーが唱えたもので、
人はどのような判断によって行動を選択しているかを分析した理論です。
簡単に言えば、人の行動は外側からの刺激に対する自動的な反応
としてではなく、どう反応するのが最適かを、
その人の内側から判断することによって成り立っているという理論です。
人を気持ちよく動かしたいと思うなら、
命令や提案の押し付けなどという外部刺激よりも、
相手が自分の判断によって自発的に動くように仕向けたほうがいいということです。

行動の選択権は、人それぞれにあるのです。部下という立場にあっても、
人は上司からコントロールされることを決して望みません。
にもかかわらず、上司のほうは部下をコントロールしたがる傾向にあります。
親と子供の関係も同じです。具体的には次のような傾向です。
1.批判する 
2.責める 
3.罰する 
4.脅す 
5.文句をいう 
6.ガミガミいう 
7.目先の褒美で釣る 
選択理論では、これを「致命的な7つの習慣」と呼んでいます。
上司や親であれば、誰にでも多少は身に覚えのあることだと思います。
逆に、ぜひとも「身に付けたい7つの習慣」は次の通りです。
1.傾聴する 
2.支援する 
3.励ます 
4.尊敬する 
5.信頼する 
6.受容する 
7.意見の違いを交渉する 
それぞれの7つの習慣を比較すれば、違いは歴然としています。
身に付けたい7つの習慣のほうは、部下や子供だったら、
こうしてもらいたい!ということばかりではないでしょうか。
まずは相手の話をよく傾聴するところからスタートしています。
相手の言葉をリピートし要約し肯定の意思表示をするのです。
これはコーチングの考え方の土台でもあります。
相手から引き出すという考え方です。
結論は次の言葉です。
「行動の選択権を尊重しよう。人は他人にコントロールされることを望まない」
田渕 裕哉
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