From : 田渕裕哉(2012/01/21 07:52:47)
おはようございます。今朝は新宿のホテルからです。 プレゼントが残り少なくなりましたので、ファイナルのお知らせです。 1月7日の新春に東京で1日セミナーを開催しました。 2012年をどのように生きればよいか?を中心にお話しました。 観月環先生の「ビジョン・ボード」の手法は、非常に実践的な手法です。 私は、この手法を取り入れて、劇的な変化を体感しています。 このセミナーの内容を収録してCDにしました。4枚組みです。 ぜひ、車の中でも聴いていただきたい内容です。自信作です。 コチラ ⇒ http://www.kitekiseikatsu.com/newyear/index01.html あなたは「成長」という言葉をどのように定義しますか? 「成長」=「拡大」というように外に意識を広げてきたのが、 これまでの時代だったと思います。 だから、モノをどんどんつくり、私たちは物質的には豊かになりました。 その結果、今では「いかに捨てるか」という内容の本がベストセラーになるほどです。 昔ではありえなかったテーマではないでしょうか。 今、「成長」という概念を見直す必要があるのではないかと思います。 では、これからの時代の「成長」とは何でしょうか? それは精神的な豊かさとも言えますが、私は次のように定義しています。 「成長とは、小さなことに感動できるようになること」 剣道には「兆し(きざし)」という言葉があるそうです。 「兆し」とは、まだはっきりとした姿としては現われていなくても、 それが現れようとしている寸前のところです。 この「兆し」を見極められるようになると、 相手の動きを一瞬早く予測できるので大変有利になります。 では、この「兆し」を知覚できるようになるには、どうすればいいでしょうか?
日本を代表する剣の達人、井上義彦先生は、次の歌にヒントがあると言っています。 「春は花、夏ほととぎす、秋は月、冬雪さえて、涼しかりけり」 曹洞宗の開祖・道元の歌です。 春は花が咲き乱れて美しいし、夏はほととぎすの鳴き声が素晴らしい。 秋になれば月が煌々と輝いてとてもキレイだし、 冬は冬で雪を風流だと思えば寒くなくて涼しい感じである。 要するに、きちんと感じてみれば、一年中楽しいじゃないかという歌です。 こんなふうに、ほととぎすの鳴き声や月の明るさ、 身近なちょっとしたことに、きちんと意識を向けながら生きることで、 感性が研ぎ澄まされ、ひいては「兆し」が見えてくるということです。 だから井上先生は「季節のうつろいのような微妙なものを感じとれる剣士になれ!」 とお弟子さんたちに伝えているそうです。 これは剣の達人の話ですが、人生の達人も同じだと思います。 月や草、風、自然の表情や身近なものをちゃんと感じて生きることで、 相手の心の「兆し」(心の状態)をすばやく察知できる人になれるのです。 大きくなることだけが成長ではありません。 小さなことに意識を向け、小さなことをしっかり味わえるようになることが、 これからの時代の成長だと思います。 忘れな草のかわいらしさ、そんな小さな日常に感じる心を養っていきましょう! 田渕 裕哉 あなたの大切な人に、 このメッセージを転送してください。 多くの人が幸せになりますようにお祈りしています。 毎朝8時の無料配信を直接ご希望の方は、 お名前とメールアドレスを下記まで お送りください。 ⇒ ask@dc-group.co.jp どなたでも無料で登録できます。 また配信解除ご希望の方は、配信解除希望の返信メールをお願いします。 tabuchi@dc-group.co.jp または、ask@dc-group.co.jp まで。 ありがとうございます。
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