ポジティブ心理学5.

From : 田渕裕哉(2012/02/03 07:52:13)

おはようございます。今朝もいい天気の千葉からです。
今朝、朝もやの中を散歩していたら、迷子の犬と飼い主の感動的な
再開場面を目撃しました。そう言えば、昔、うちの犬もいなくなって、
2日後に再開したことがあったのを思い出しました。なつかしいです。
今、幸せを感じている人は成功しやすい人ですが、
今、幸せを感じていない人に希望を与えたいと思います。
それは「人は変わることができる」ということです。
一つのなぞ解きを考えてみましょう。
あなたは今、檻の中に閉じ込められています。
檻の中には何もありません。
生き延びるためには、1時間ごとに240個の小さな食べ物の粒を
摂取しなければなりません。
しかし、その粒は檻の外のごく小さな穴の中に置かれています。
格子の隙間から手を伸ばして穴の中の粒を一つつまみあげるのに30秒かかります。
その時間を縮める方法が分からない限り、必要とする栄養の半分しか取ることができず、
次第に飢えて最後には死んでしまいます。どうしたらいいでしょうか?
答えは「人は変わることができる」ということから、この作業をつかさどる
脳の範囲を広げて、粒をもっと早くつまみあげられるようにすることです。
これは、ある有名な脳科学の研究に基づいています。
但し、実験の対象は人間ではなくサルでした。

サルたちは、約500回の思考錯誤の末に、食料をつまみあげることに熟達しました。
餌の入った穴を次第に小さくしていっても、ちゃんと上手にできるようになりました。
作業がどんどん高度になっても、練習によってそれを克服していったのです。
ピアノを習い始めた子どもたちが音階をだんだんうまく弾けるようになるのと同じです。
本当に興味深いのは、餌をつまみあげるのがどんどん速くなっていったときに、
サルの脳の中で実際に何が起こっていたのかを科学者たちが見きわめたということです。
研究者たちは、サルの頭の適切な位置に電極を取り付け、
サルが難問に直面したときに何らかの動きが表れる脳内の場所を特定しました。
そして、サルが何度も餌に手を伸ばすときの脳の動きを観察しました。
実験の最後に脳をスキャンすると、その行動によって活性化した脳の皮質分野が、
実験前の数倍に広がっていたことが分かりました。
つまり、単に練習をしたことによって、
作業をやり遂げるのに必要な脳の特定部分が、文字通りに拡張したことになります。
たった2~3ヶ月の間に、ただ一つの実験によって拡張したのです。
そして、最新の脳科学の研究により、
このプロセスは人間でもまったく同じであることが証明されました。
すごいですよね。
人は変わることができるのです。これは希望です。
誰でも幸せを感じていなくても、幸せを感じられるようになるのです。
田渕 裕哉
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