From : 田渕裕哉(2012/04/01 07:42:19)
おはようございます。昨日はスゴイ雨で、今朝は素晴らしい天気の千葉からです。
昨日は、妻と娘と3人で「戦火の馬」という映画を見に行きました。
スピルバーグが監督の作品で、戦争の映画ですが、非常に感動しました!
私は「馬」が好きなので、誕生日月ということもあり妻と娘が誘ってくれました。
そういえば、今日から4月ですね。新しい気持ちでスタートしましょう。
あなたの行動動機について考えてみてください。
行動動機には「私はこう在りたい」という内的動機「Want」と、外から強いられて
「しなければならない」、あるいは「自分は、こう在らなければならない」と
自分で思い込んでいる「Must」があります。
あなたがどの動機で行動を起こしているかは、きわめて重要です。
なぜなら「Must」のような外的動機で行動を起こしていると、
いくら努力したところで結果には、つながりにくいからです。
ハーバードビジネススクールで207社を対象に10年間にわたって
追跡調査してきた結果、外的動機で企業目的を達成する「Must」企業カルチャーと、
内的動機で企業目的を達成しようとする「Want」企業カルチャーでは、
純利益で大きな差が出たのです。
実に750倍も「Want」企業側の実績が高かったのです。
つまり、結果に結びつく行動動機は、あなたの潜在意識にアクセスして、
あなた自身が本当にしたいと思っていること、
あなた自身がこう在りたいと願っていることなのです。
それでは、なぜ、この「Want」が行動動機であることが、
これほどまでに重要なのでしょうか?
その鍵は、人間の脳の働きにあります。
人間の脳は、潜在意識が約90%以上を占めています。
通常のマインドの使い方では、これをフルに活用することは難しく、普段、
私たちが意識できている顕在意識は、約3%~10%以下にも満たないと言われます。
ところが、この普段は眠っている潜在意識にアクセスし、
その能力を引き出すのが、強い願望である「Want」なのです。
「Want」の原動力が、眠っていた潜在意識を稼働させるため、
これまで使っていたマインドに潜在意識が加担して能力を発揮できることになります。
フルに活用できれば、今までの9倍速で進むイメージです。
この潜在意識にアクセスできる行動動機は「Must」ではなく「Want」なのです。
「やらなければならない」といった「Must」で仕事に向き合ってしまうと、
あなたの中に眠っている残り90%以上の潜在意識を味方につけることはできません。
「Must」は、むしろ後ろ向きに作用し、エネルギーを削いでしまうのです。
「火事場の馬鹿力」は、「Must」ですが、それは正しい潜在意識の使い方ではなく、
正しくは「Want」からアクセスする潜在意識なのです。
明日からは「再起力」というテーマでお届けします。お楽しみに!
田渕 裕哉
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