未来を創る法則2.

From : 田渕裕哉(2012/04/10 06:21:02)

おはようございます。今朝は晴れている大阪からです。

今日の新入社員研修は100名以上です。
それを1人で担当します。これはこれで非常に面白いです。
一人一人とは深く関われませんが、一度に多くの人に影響を与えます。

事業を始めるには、次の要素が必要になります。

・事業や製品のアイデア 
・事業に従事する人 
・組織や工場 
・原材料 
・流通網 
・資金 
・マーケティング活動 

経済学部はもちろんですが、
どの大学でも必ずこれらの分野の講座が開講されています。

しかし、一番肝心なことが忘れられています。

「よし!やろう!」という人がいなければ事業は始まりません。

粘り強く物事を計画し、押し進め、周囲を説得し、その気にさせて、
「さあ!始めよう!」と誰かが言わない限り、
いくら必要要素を充実させてたところで無駄なことです。

世界中には、多くのスター起業家が登場してきています。

新たにビジネスを創造し、組織を創り、業界に革新をもたらします。

しかし、物事を始めるために、誰もがみんなスターバックスのCEOの
ハワード・シュルツである必要はありません。

私たちは無意識のうちに色々なことに囚われています。

オフィスがないと仕事を始められないとか最初に名刺が必要だとかです。

それと同じように起業家だけが世界を変革させるというのは思い込みです。

実は、物事を始めるのに、組織の一員ほど適した立場はないのです。

コールセンターの顧客満足度向上チームのメンバーも、
受付係も、係長も、全員です。

例えば、病院のカフェテリアで、トレーが重くて四苦八苦している人を
見つけたらどうしますか?

きっと近づいて行って手助けするに違いありません。

それは、もちろんあなたの仕事ではないし、
「ありがとう」と言われないかもしれません。

でも、きっと手を貸してあげようとするでしょう。

例えば、カンカンに怒って電話してきた顧客に対して、
何とか怒りをとく方法はないものでしょうか?

もしあなたが過去にうまく対処した経験があるなら、
それを同僚にも教えてあげたくならないでしょうか?

例えば、開けるたびにギーギー音を立てるドアを見つけたら、
油をさそうと思わないでしょうか?

これらもすべて、自ら何かを始めることなのです。

もし、あなたが組織に働く人で、もし、上司もいない、人事部もない、
あれはダメ、これもダメと指示する人間が誰もいなかったら、
あなたはどうしますか?

きっと自ら行動を起こすはずです。

そうです。この「始める」ということは、
独りぼっちで取り組まないといけないのです。

始めるには度胸と情熱がぜひ必要です。

勇気がないあまり、このことに気づかないふりをする人も多いのです。

何かを始めましょう!

田渕 裕哉

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